船釣りに誘われた!船釣りに挑戦したい!
初めての船釣りは分からないことが沢山あり不安も多いですよね。海での釣りや川での釣りの経験はあるけど、船釣りや沖釣り自体始めての方、そもそも船釣り自体が釣りデビューの方にとっては何を持っていくべきかわからないと思います。
筆者も釣りを始めたばかりの時、ドキドキしながら初めて船に乗りました。そんな船釣り初心者の方の不安が少しでも解消されるように、最低限これは持っていくべき!といった道具や持ち物をまとめてみました。
最近の釣り船は、初心者や釣りガールの呼び込みに力を入れているところが多いですし、釣り初心者です!と伝えれば船長や仲乗りさん(釣りのサポートをしてくれるアシスタントの人)が釣りの仕方はサポートしてくれます。
また船釣りで使うロッド(釣り竿)やリールなど魚を釣るためのタックルや、ビシカゴ(餌をまくオモリ)、天秤(仕掛けをつなぐ)など必要な釣り道具もレンタルできますし、仕掛けや餌も船宿で全部買うことができます。船宿によっては魚をしまうクーラーも貸してくれるところもありますので、本当に身一つで船に乗り込んでもなんとかなる船宿も増えてきました。(いい話)
ただ船宿によっては準備されていない場所もありますし、これは持っていったほうが、釣りをしている際困らないしより快適に釣りができるアイテムもありますので、この記事を参考に準備して初めての船釣り楽しんでみてください!
釣り初心者が何の釣りから始めるべきかの記事もまとめています。こちらもよろしければぜひ読んでみてください。
船釣りに持っていくべき持ち物早見リスト
汚れても良い服★★
着替え★
濡れても良い靴★
食べ物・飲み物★
クーラーボックス★
帽子・日焼け止め★
サングラス☆
魚を仕舞うためのジップロック☆
軍手☆
ハサミ★
フィッシュグリップ★
汚れた服などをまとめるポリ袋☆
酔い止め☆
スポンジ☆
必須のものには★を、できたら持っていくべきものは☆にしています
船釣りで持っていくべきもの
汚れても良い服
これは必ず必要になります!LTアジや、LT五目など特にコマセ(イワシのミンチやオキアミなど)を使って釣る船に乗る際は、必ず汚れても良い服を着用していきましょう!船上では波しぶきや魚が跳ねて意外と海水で濡れます。またコマセを扱う釣りの場合、このコマセが気づいたら洋服についてたりします。これを放置するととても臭い!!
なので必ず汚れても良い服を着ていきましょう。特に汚れるのはズボン。船に座ったり、釣っているときに船のヘリに触れて汚れていきます。釣りがおわった後は洗濯もしたくない場合は、捨てても良い雨合羽を羽織るとかもおすすめですよ!夏場は半袖半ズボンでもできますが、船の上は日差しが強いため釣りが終わると日焼けで真っ黒になってしまうこともあるので長袖着用がおすすめです!
コマセや海水、魚の臭いはお酢を薄めた水に一回つけると劇的に臭いが取れますので洗濯する際は試してみてください。
釣行後の着替え
船釣りの後の洋服は汚れてしまい、匂いも気になります。終わった後は着替えて帰ると車の中も快適ですし、電車で周りの人の目線も気になりません。
濡れても良い靴(長靴)
船は足元から海水を取り込んでいます。釣った魚をバケツに入れておくときに水を溜めたり、手を洗ったりするために常時海水がでているんですね。
とても役に立つ一方、海水が足元から出てくるのでまず濡れます!その為長靴など濡れても大丈夫な靴を履いていきましょう。長靴を貸してくれる船宿も増えましたが、まだまだ貸出が無い場所も多いので、長靴を持っていくことをおすすめします。
夏はサンダルでも大丈夫ですが、滑ることも多いためビーチサンダルなど足首が固定されていない靴はやめておきましょう。僕は夏はTevaのサンダルを使っています。足が固定されますし滑りにくく、釣りが終わった後もすぐ丸洗いできるので便利です!
クーラーボックス
船の中で釣った魚や船で飲むペットボトルを仕舞っておくための必需品です。
友達と行く場合は誰か一人が大きいのを持っているだけでも大丈夫ですが、これから釣りを趣味にしていこうと思っている場合にはぜひ一つ購入しておくことをお勧めします。アジやイサキなどの小物釣りであれば、20リットルくらいのクーラーボックスがあると便利です。
ちなみに魚を入れた後のクーラーボックスは海水と氷でとても重くなりますので、コロコロがついているタイプを購入するのがおすすめです!特に電車釣行を検討している方は必須。
魚を冷やす氷に関しては、船で提供してくれることがほとんどですが、もし氷を用意していない船宿に行く場合には、ペットボトルに水を入れて凍らせたものをクーラーボックスに入れておくと良いです。
食べ物・飲み物
船釣りは朝から昼まで6時間近く乗りっぱなしになります。当然お腹が減りますが、船で食べる食べ物や飲み物は自分で持っていかなくてはいけません。手軽に食べれるおにぎり・サンドイッチや、ポットがあるところはカップ麺など必要なものを持っていきましょう。意外と体力を使うのでお腹はかなり減ります笑
また水分補給のため少し多いくらいの水やお茶も欠かさず持っていきましょう。夏場は熱中症予防のためにも沢山持っていくことをおすすめします。2リットルは最低でも必要です。
日焼け止め・帽子
夏に関しては必ずといっていいほどの必需品。船の上は日差しがとても強く常に直射日光を浴びる状況が続きますので帽子を被ることをお勧めします。
タオルを髪の毛に巻くでも大丈夫です。また海に日差しが反射して、想像よりも日に焼けますので冬でも日焼け止めは必須です!特に夏は釣りの最中にも塗り直すなど、マメに塗ることをお勧めします。
ハサミ
海水で錆びやすいのでまずは100均などの安いものでも大丈夫です。(釣りにハマりだしたら良いやつを買いましょう)船の中で糸が絡まってオマツリした時に糸を切ったり、魚を締めるときなど色んな場面で役に立ちます。
魚を締めることも機会としては多くはないかもしれませんが、サバが釣れた時など血を抜いたほうが良い魚の血抜きに使ったり、イサキなどヒレが痛い魚などの前処理に使えますので一本持っていくことをお勧めします。
フィッシュグリップ
これだけは、釣りが初めての方でも釣具屋さんなどで買っておいたほうが良いかなと思います。魚を掴むためのトングみたいなやつです。ヌルヌルした魚を掴む時や、魚をリリースする時に便利です(特に小さい魚をリリースする際は手で触ってしまうとその時点でダメージを受けてしまいますので、フィッシュグリップで掴んであげることを強く薦めます)
またオニオコゼなど毒がある魚やタチウオなど歯の鋭い魚が釣れることもありますのでそういう時は手で触らず、必ずフィッシュグリップを使うようにしましょう!
あったら便利な船釣りで役に立つ持ち物
ここからは持っていかなくてもなんとかはなるが、より釣りを楽しむ為に必要な持ち物です。
サングラス
日差しから目を守るだけではなく、海中が見やすくなりますので偏光サングラスがあると便利です。特にジギングなどルアーの釣り物をする時は役に立ちますのでぜひお持ちになってください。
ジップロック
クーラーボックスである程度冷やした後、ジップロックに小分けにしておくと魚に直接氷が当たらなくなるので便利です。イカ釣りなど釣った後氷に触れない方が良い魚もいますのでそういうときにもとても役に立ちます。
軍手
イサキやアジなど素手で掴むと、ヒレがあたって怪我したりする魚を釣るときなど軍手をしておくと手が守られて安全です。一日海水に触れているので手がふやけて怪我しやすくなっていますので女性の方には特にお勧めしておきたいアイテムです。
ポリ袋
着てきた洋服や帽子、タオルなど直接鞄にしまうと匂いがついてしまうものなど分けておくためにもひとつお持ちしておくと役に立ちます。コマセ釣りのときは必須のアイテムかも..
また船で出たゴミをまとめておくにも役に立ちます。
酔い止め
船酔いに弱い方は釣りを楽しむ為にも事前に必ず飲んでおきましょう。アネロンが一番効きやすくてオススメです。船酔いに弱い方は事前によく寝ること、1時間前に薬を飲んでおくこと、船の上では柑橘系のものを食べないことの3点に気をつけると酔いにくくなると思います。
スポンジ
スポンジは意外と便利で最近毎回釣行で僕も持っていってるアイテムの一つです。100均で買える食器用スポンジで大丈夫です。何のために使うかというと仕掛けの針を一時的に刺しておく為に使います。
船ベリにスポンジが刺してあるのが分かりますでしょうか。ここに仕掛けの針をかけてキープしておくわけです。船の移動中も絡みにくくなりますし、針が何かに引っかかることも防止することができます。アジやウィリー五目の仕掛けは2本、3本と針がありハリスも細く絡みやすいので特にオススメです。
ぜひ持ち物リストを参考に初めての船釣り楽しんでください!