30回以上船釣りしている目線で服装を考える
「来週アジ釣りに誘われた」「週末初めて船釣りにチャレンジする」「今まで堤防で海釣りしていたけど船釣りは初めてだからいつもと同じ服装でいいのか悩む」「季節ごとにどんな服装がベストなのかわからない」
船釣りは一度体験してしまえば、ある程度何を持っていくと良いかや要領が分かってくるのですが一番最初に船釣りにいくときはどんな服装で着ていけば良いのか悩みますよね。
釣り初心者向けの船宿であれば、予約するときにこういう服装が良いですよとか教えてくれたり、ホームページに服装の記載があったりしますがそうじゃない船宿も多いですし、ホームページに記載がないとドキドキしますよね。Youtubeで船釣りを調べて出てくる解説動画は釣りメーカーのブランドものだったりして、いきなり敷居が高いな〜!ってなってしまうこともあると思います。
3年間ほぼ毎月、相模湾や東京湾千葉などで船に乗って船釣りしている自分の目線で、
春夏秋冬の季節別に釣り初心者に向けた服装を考えてみました。
釣りをするときはいつも漁師カッパ+ウインドブレーカーの僕
鮒釣りの服装についての考え方
釣船に行く出かける服と船に乗る服は別で考えましょう!車や電車釣行でも、釣りをした後は想像よりも汚れていたり匂いがついていたりします。なので現地で着替える前提で洋服を持っていくことを強くおすすめします。
筆者は茅ケ崎在住のため釣船までは10分もあれば車で行けるのですが、それでも着替えます。釣りが始めての友だちを誘うときも「必ず着替えを持ってきてね〜」と伝えておくくらい。
特に初心者で釣りに行くときは、その後魚を居酒屋に持っていったり、誰かの家で飲んだりすることを考えている方も多いと思いますので、釣りの後のの着替えを持って銭湯に寄るか〜くらいが一番楽しいと思います笑
基本的な服の選び方
服装は動きやすい服装であれば、基本的に大丈夫ですが船釣りの特殊なところとして「波しぶきがかかって、洋服が濡れやすい」
「使うエサや潮の汚れがついたり、魚の匂いがつきやすい」
「仕掛けの釣り針が服に引っかかることもある」
「風が陸上よりも強い」が挙げられます。
そのため服装は「汚れてもいい長袖・長ズボン」で行くほうが、気兼ねなく釣りを楽しむことができます!
また船の上はとにかく日差しが強く日陰が殆どないため、頭皮を守るためにも帽子は必須。特に季節が夏の際は、サングラスも必ず持っていくことをおすすめします。
海上は、スキー場に行くのと同じで光が反射しやすい環境なので目を守りましょう!
サングラスを新しく買うなら、偏光グラスがおすすめ
これから釣りを本格的にやろうと思っている方は、ぜひ偏光グラスを一つ購入することをおすすめします。魚釣りで偏光サングラスが必要な理由は、水面上・水中のものを見やすくするためと、目の保護のためといったことが挙げられます。
偏光サングラスは水面の光の乱反射を抑えてくれるため、水面のラインなどが見やすくなり、イワシなどの小魚がどこに集まっているか?がわかりやすくなります。また水面が見やすいのでアタリもわかりやすくなります。
目の怪我を防ぐなどの安全面でも偏光サングラスは大きなメリットをもっています。釣りにおいては根掛かりを外す場面や不注意によるキャストミス、ビシを巻きすぎてしまう。などで、ルアーやオモリが顔に向かって不意に飛んでくるといったことが起こりがちです。危険から目を守るためにも、偏光サングラスをかけるのは大事です。
釣りブランドも多く商品を出しているので参考にしてみてください。
靴の考え方
季節を通しておすすめしたいのは長靴一択
船の上は水浸しです。これは船が海水をホースで組んで流しっぱなしにしていたりしますし魚の取り込みなどでビシャビシャになります。運動靴でもいいですが、どうしても汚れる・濡れるで気持ちが良いものではないですし、船の上は陸よりも寒いので濡れた靴だと冷えて凍えやすくなります。なので長靴を持っていく、もしくは船宿に借りることもおすすめします。
夏であれば足首が固定されるサンダルもおすすめ
夏の暑い時期であれば冷えの心配も無いのでサンダルもOKです。ビーチサンダルやEVAサンダルは滑りやすいのであまりおすすめできません。足首が固定されるタイプが良いグリップ力のあるビーチシューズ等が良いと思います。僕はtevaのサンダルで行くことが多いです。
春・秋に船釣りするときのおすすめの服装
春先から秋は釣りのベストシーズン。暑すぎず、寒すぎず魚の活性も高いので一番釣りに行く機会が増えるのはこの時期です。ポイントとしては、急に寒くなったり天候が悪くなったりして雨が降ったときように重ね着できる格好がおすすめです。
ウインドブレーカーは、DAIWAやSHIMANOが出している釣りブランドでもOKですし、モンベルやパタゴニアなどの山メーカーが出しているブランドでもOKです。どちらも耐水・耐風・防水だったりするので使いやすいです。安く済ませたい方には、ワークマンやユニクロで買うのをおすすめします。ワークマンは意外とかわいい・かっこいい商品も多く安いのでおすすめです。釣りをする妹は全部ワークマンで揃えていたりします。
夏に船釣りするときのおすすめ服装
夏場は、半袖・半ズボンで良いんでしょ?って方多いと思います。もちろん否定はしませんが、日焼けが大変なことになるので長袖長ズボンを強くおすすめします!また船釣り中も何度か日焼け止めを塗り直すことをおすすめします。日焼けが痛い..ってならないようにしましょう!
春先・秋と同じ格好でもいいですが、暑いと思う方で、予算をかけても良い!って方におすすめなのは、ラッシュガード+半袖の組み合わせ。
ラッシュガードとは、もともとサーフィンや水上バイクなどマリンスポーツのアンダーウェアの事で、肌を保護する目的の商品です。釣りにおいては、日焼け・虫刺され・すり傷などを防止してくれますし、吸汗速乾機能や冷感機能などを備えたものであれば、暑い夏の時期も涼しく快適に過ごす事ができます。
こういうのを一枚着て、その上にTシャツの方も多いです。
僕はどうしても暑く漁師カッパを着たくないときは、上下ラッシュガードにパタゴニアのバギーズ+サンダルで釣りに行くことが多いです。
冬に船釣りするときのおすすめ服装
冬はとにかく防寒命です。風が吹く太平洋側などでは本当にびっくりするくらい寒くなります。早朝出発するので一日の中でも気温が最も低いので暑いかも..?と思うくらい着るのがおすすめ!ユニクロが出しているヒートテックなどインナーもしっかり着た上で防寒対策をしましょう。僕はミレーという山メーカーのアウターとインナーダウンを着ています。ユニクロのウルトラライトダウンとかを着るのも良いと思います。
とにかく着込むことが大事ですが、急に熱くなったりもするので脱ぎやすい格好が良いと思います。
服装だけではなく小物も用意しておこう
防寒対策として大事なのは、手首や首元、足首など意外な部分だったりします。
僕は首元に100円均一で買えるネックウォーマーや、釣り用の手袋、ネックウォーマーを長靴の中に仕込んだり、腹巻きをしたり..これでもかと思うくらい寒さ対策をしています笑
予算をかけても釣り用の服装を揃えたい方
漁師カッパと山メーカーのアウターのコンビをおすすめします。漁師カッパは洗うのも楽ですし何より船に乗る前に着れば良いのと、船に降りたら脱げば良い楽さもあります。中には春〜秋はパタゴニアのバギーズとティシャツの組み合わせ。冬は山用のズボンなど色々変えて年中使えるので本当におすすめです!
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まとめ
初めての船釣り服装のポイントですが
・汚れたりするので着替える前提で服を選ぼう!
・基本は長袖長ズボン、寒かったりするので調整しやすい服装が大事
・冬はとにかく防寒対策が鍵
です。ぜひ参考にして初めての釣りを楽しんでください!