先日行ってきたアジブリ船で、アジの泳がせで釣り上げたマハタを捌いてきました〜!50センチオーバー、2キロ超えの良型マハタは、キッチンにもなかなか収まらず捌くのも一苦労でした😂
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アジ・泳がせブリ船 ちがさき丸に行ってきた - 釣り初心者の関東船釣り・海釣り記録
マハタは淡白な白身で上品な甘味が特徴なお魚。刺身に、煮付け、ムニエル、鍋と本当に何にでも合います。またエラとウロコ以外は全部食べれる素敵な魚です。特にマハタの皮や胃袋などは湯掻いて食べると本当にお酒に合う良い珍味です!マハタの旬は春から夏にかけてと言われますが、今の季節は脂がのってしゃぶしゃぶで食べると悶絶する旨さでした!
それではマハタを捌いていきます!
まずはマハタのヌメリと鱗を取る!
まず捌く前に、マハタのヒレの部分は鋭利なのでハサミで最初に落としてしまいます。軍手を持ってる人は軍手しながら捌くと怪我の恐れがなくて良いと思います。ちなみにマハタのウロコは小さめで取れにくいのが特徴。加えて全体的にヌメリもあるので、このヌメリとウロコを取り除くのがマハタを卸す際の最初のステップになります。今回はカネタワシでゴシゴシこすって、ヌメリとウロコを一気に取りました。
カネタワシは、ヒラメやマハタなどヌメリのある魚を捌くときにとても重宝します。カネタワシでゴシゴシ擦るだけでヌメリが取り除けるのに加えて、小さい鱗も一緒に取れてとっても便利!マハタを捌くときには是非購入しておくことをお勧めします!
ヌメリを取り除いたあとのマハタ。薄いピンク色になって、まるで別の魚のようです😂
硬い骨に注意しながら頭とカマを落とす
ウロコとヌメリが取れたらいよいよ3枚に卸していきます。マハタの骨は本当に硬いので、注意しながら出刃包丁でまずは頭を落とします。まずエラの部分を取り除き、カマの部分が残るようにして頭を落とします。お腹を割いて、内臓を取り除きカマの部分だけ切り落とします。
釣りの後は内臓を取り除くまでやっておくと痛むことが無いので頑張ってやっちゃいましょう〜!
内臓を取り除いた状態でキッチンペーパーにくるみラップをして冷蔵庫へしまいます!これで3日から1週間程度身を寝かせます。マハタは旨みが出てくるまでに時間がかかるので、最低数日は寝かせることをお勧めします!
※今回写真撮り忘れましたが、頭は割って肝と一緒に煮付けに、カマは塩焼きで頂きました!どちらも脂が乗って美味しかったです🐟
身を卸したら脂がたくさん!
今回は5日ほど寝かせてから身の部分を3枚に卸しました〜!ハタは寝かせた方が身のコリコリ感が取れて甘味と旨みが出てきます。
捌いてみると脂がしっかり乗っててめちゃくちゃ美味しそう…!3枚に卸した後は身を血合いの部分で切り、4つのサク状にします。今回はサクを一つ友人にあげ、一つは昆布締めに、残りはしゃぶしゃぶ用にしました。
マハタの昆布締めは聞かないので、初めての挑戦だったのですが、サクの部分を昆布締めにもしてみました。サクに少し塩を振って酒で拭いた昆布で挟み1日ほど冷蔵庫で保管。
ドキドキしながら、一口食べてみるとほんのり甘くて意外と合うかも…?!美味しかったです!日本酒に合いそうな味でした!
しゃぶしゃぶ用に盛り付ける
大晦日だったのでブリも買って、今日はブリとマハタのしゃぶしゃぶにしました〜!
まずはマハタのサクを3〜5ミリ程度の厚さに切っていきます。しゃぶしゃぶなので、もう少し薄くても良いのですが歯応えを楽しむためにちょっとだけ厚めに切っています。皮付きと皮無しそれぞれ作りましたが、どちらも美味しい〜!
※ちょっと食べかけの写真ですが😂
昆布とマハタのアラの骨の部分で出汁をとった鍋に、ネギの青い部分でベースとなるスープを作りした。柚子の皮の部分も何個か入れて少しスッキリとしたお出汁に。具はシンプルに水菜と魚だけにして、しゃぶしゃぶした身をポン酢でいただきました!もみじおろしをちょっと乗せても絶品です。
やっぱり冬のマハタはしゃぶしゃぶに限ります!また良型釣りたいな〜!