筆者はここ数年秋〜春まで大原や相模湾に出向いてはヒラメを釣り食べてきているため、ヒラメを捌く技術とレシピを習得してきました笑
直近も相模湾の泳がせ釣りでゲットした大磯沖の50センチ近いヒラメを釣ってきました!まだ全ては食べ終わっていないのですが、今日は釣りでゲットしたヒラメをどう食べたか?などレシピを紹介していこうかなと思っています。
ヒラメは鱗とヒレ以外は全て食べれるくらい可食部が多い魚です。今日はそんなヒラメの釣り人ならではのオススメレシピを紹介していこうと思います。
ちなみに先日釣ってきたヒラメは脂も程よく乗っており、卵がびっしり詰まったメスのヒラメでした。捌いてみるとこんな感じ。50センチ近いとエンガワも大きくて良いですね〜〜〜!
ヒラメは腹側と背側どちらも美味しく食べれますが、刺身や昆布締めなど身を魅せる食べ方は腹側を使うことをオススメします。皮が白いため身がきれいなんですよね。逆に背側の部位は煮付けなどに使うのがおすすめです。もちろん逆でも問題ないですが見栄えを気にする方は参考にしてみてください
では早速美味しいヒラメのレシピご紹介していきます!
釣ったヒラメのおすすめレシピ
ヒラメのレシピ①「刺身」
まずは定番のお刺身です。ヒラメを卸したあとは薄造りにして食べるのがオススメ。また旨味成分がでてくるまで数日かかるので寝かせて食べるのが良いですよ!
ちなみに包丁の使い方ですが、皮のある方を下にし、身の薄い方を手前にしておきます。左端から包丁の刃を寝かせながら刃元から手前に引いてそぐように切る。薄く丁寧に切ると美味しいです。
調味料は、山葵醤油・ポン酢・塩・煎り酒お好みでどうぞ。ちなみに筆者は釣ったヒラメは初日はゆずと塩でいただき、翌日以降は旭ポン酢でいただくのがこだわりです。
ヒラメのレシピ②「昆布締め」
続いてはこれも定番ですね。ヒラメの昆布締め。同じような絵になるので写真は控えますが、捌いたヒラメの柵を昆布に包むだけで完成します。だいたい半日〜1日くらいですかね。エンガワもぜひ昆布締めしてみてください。旨味が違います。
昆布締めのときの昆布は平べったければ個人的には良いと思います。羅臼でも日高でも。作るときはペーパータオルに日本酒を含ませ、昆布の表面を拭き取るのがおすすめです。日本酒には昆布のうまみを引き出し、刺身の臭みを抑えてくれる効果があります。
ヒラメなど白身魚を刺身や昆布締めにするときはピチットシートを使うとより旨味が増すので、お持ちの方はぜひやってみてくださいね。筆者はオカモトをつかっています。
ヒラメのレシピ③「煮付け」
ヒラメの頭やカマの部分も惜しげなく食べましょう。エラと血を取り除いたら煮付けにしてしまうのがオススメ。
いちど頭は湯をかけて臭みや細かな鱗を落としたら、醤油・酒・みりんを大さじ2、砂糖を小さじ2ずつくらい。水200ミリに生姜とネギをいれて炊くだけです。分量は結構適当ですが生姜とネギの青い部分は必ず入れるようにしています。
ヒラメの肝と卵・内蔵も煮付けにします。胃袋なんかもオススメです。もちろん肝は肝醤油にしても良いのですが、煮付けにすると濃い旨味がでるので好きです。卵や白子は絶対煮付けにしてほしい一品です。
ヒラメのレシピ4「ヒラメの漬け(青森風)」
青森では良質なヒラメが釣れており、そこで提供される漬け丼が美味しくて家でも真似しているのがヒラメの漬けです。にんにくと鷹の爪を入れた食欲を掻き立てるタレがポイント。
醤油大匙2 / 味醂大匙2 / 酒大匙2 /ニンニクスライス2枚 /鷹の爪1本 を混ぜたタレを弱火で沸かして、そこにどーんと漬け込んでおくだけです。筆者は漬け込んだヒラメにゴマをかけるのも好きです笑
参考までに青森の紹介記事になります。
八戸の超人気店「みなと食堂」で橙色に艶めく”ヒラメ漬け丼”をかっこんできた!【東京別視点ガイド ぐるなび支店】 - ぐるなび みんなのごはん
新 鰺ヶ沢名物「ヒラメのヅケ丼」|食べる|青森県鰺ヶ沢町観光ポータルサイト『あじ行く?』
ヒラメのレシピ⑥「ヒラメのユッケ(韓国風)」
コチュジャンと醤油・砂糖・ごま油を使ってヒラメを和えるのがユッケ。韓国でもよく食べられるみたいでして、酒のつまみにはもってこいです。お酢を少しいれても美味しい。ネギや生卵を混ぜるとまた味が変わるのでぜひ!
ユッケにするときは平造りでヒラメを捌くのがオススメかな〜
ヒラメのレシピ⑦「皮のごま油和え」
最後も酒のつまみとして紹介したいのですが、これが一押し。本当に好き。ヒラメの皮を使ったごま油和えです!
沸騰したお湯に刺身用に皮引きした皮を茹でで、冷水でしっかり冷やします。水気をしっかり取ったら細かく切ってごま油とポン酢、もしくはめんつゆと和えるだけなのですがこれがぷりぷりしていて本当に美味です。日本酒1合はいける案件。
以上釣ったヒラメを美味しく食べるレシピを紹介しました。身だけではなく、皮や内蔵・頭まで美味しく食べれるのでぜひ真似してみてください!