釣り初心者の船釣り・沖釣り記録

船釣りにハマり都内から茅ヶ崎に移住した会社員。釣りを始めてみたい方・初心者に役に立つ記事や釣行記録を主に発信しています。フィールドは相模湾、南沖、東京湾、千葉県外房が中心。愛車はジムニーJB64W / アウトドアや海外旅行・茅ヶ崎生活も不定期に発信

【簡単】ライトな船釣りにはSCノットを使え【強い】

ライト五目船や、ライトアジ船、ライトヒラメ船、ライトイサキ船など比較的軽めの釣りものなんだけどもPEラインに直接仕掛けを結ぶのはちょっとな〜という時よくありますよね。特にヒラメ船などは高切れを防ぐ目的としてリーダーを結ぶことを推奨されていたりします。ただリーダーの結び方は多数あり複雑で困る..そんな方もいらっしゃると思います。

 

今日はそんな場面で普段筆者がPEラインとリーダーの結束によく使っているSCノットを紹介したいと思います。

 

SCノットとは?

SCノット(ショックアブソーブド・キャプテンノット)は、ルアーフィッシングや船釣りでラインとリーダーを結ぶための摩擦系ノットです。FGノットよりも素早く結べ、強度も高いとされています。リーダーに対して、輪っかにしたPEラインをくるくる巻くだけでできるので船の上でも結びやすい(大事。波があっても結べるかは結構重視している)のもメリットです。

ちなみに筆者が持っているライト用の釣り物は基本全てSCノットで結んでいます。

SCノットの結び方

わかりやすく、PEラインを赤、リーダーを青で解説していきます。

 

まず初めにPEラインの先端を、手のひらくらいの長さで折り返し輪っかを作ります。輪っかの大きさは15センチから20センチくらいあれば充分です。この後この輪っかをリーダーに結びつけていくので慣れない内は少し大きめに作ってあげると良いです。

 

 

リーダーとPEラインの輪にした部分を交差させます。この時PEラインの輪にした部分が上で、リーダーが下になるようにします。

 

輪っかにしたPEラインをリーダーに巻き付けていきます。巻き付けていく時被らないように気をつけてください。数回巻きつけるたびに、巻き付いている糸を寄せて被らないようにすると綺麗にできてオススメです。ライトな釣り物であれば、25~30回程度巻き付ければ充分結束が強くなるので大丈夫です。筆者はPE1.5号や1号で30回程度巻き付けています。

PEラインが4号以上の太めの場合は、20回程度巻き付ければ問題ありません。

 

巻き付けが終わったら、PEラインの先端にできた輪っかにリーダーの先端を通します。先端を通したリーダーと、結びつけているリーダーの端、PEラインの3箇所をゆっくり引っ張り締め込んでいきます。輪っかに通したリーダーを口に咥えて、リーダーとPEラインを引っ張ると締め込みやすいです。

最後にPEラインの端(輪っかを作った先)をリーダーにハーフピッチで締め込んであげて、輪っかに通したリーダー部分をライターで焼きコブを作ってあげれば完成です。

最後にPEラインとリーダーを引っ張ってあげて、すっぽ抜けないか確認しましょう。

慣れれば数分でSCノットを結ぶことができるので、釣行中にリーダーが切れても対応しやすいですし、定番であるFGノットの結束強度を遥かに超えると言われており、ライン号数も見境なく使用出来ます。

特に始めてラインとリーダーを結ぶ方にとっては、定番のFGノットは複雑で大変だったりして時間がかかるのに対し、SCノットは輪っかを作ったPEラインをリーダーに巻きつけていくだけで完成できる所もお手軽なのでメリットです。

 

 

釣行時はライターとリーダーはパッカンの中に閉まっておき、いざ必要になったときにすぐ取り出せるようにしておきいつでも結べるようにしておくのがオススメです。筆者はダイワのリーダーを仕舞うケースに格納していますが、リーダーが汚れない&絡まないので便利です!

 

 
筆者が使っているダイワのリーダーポーチは、オフショアなどの釣りを想定しているリーダー用スプール専用ポーチで、糸くずを絡めとる糸くずキャッチ機能も付いております。カラビナなど様々な場所に取り付け可能なフックも付いており、水、シブキに強いPVC生地なのもありがたいところ。直径7cm、厚さ8mm程度のリーダー用スプール4枚程度収納可能です。