微妙に負けている状態でしたが気分転換とリフレッシュも兼ねて、オカダマニラの韓国料理屋へ。カジノにいるとお腹が減らないのですが、友人たちから行こうということで、土日でしたが特に予約無しで入ることができました。
前回の記事はこちら
韓国料理屋でサムギョプサルやキンパ、チーズの唐揚げなどと一緒にビールを流し込みます。フィリピンのビールサンミゲルは軽い飲み口なのでグビグビ行ってしまいます。
カジノに戻ると、スロットやった人に自動で当たるクジみたいなのが開催していました。番号が掲示されてアナウンスされているのですが、当たっている人が来ないので5回くらいやり直していましたw(結局誰も来ず終了)
最初はスリーカードポーカーを友人たちとやっていると、時刻は12時過ぎ。友人たちは負けが続き軍資金が無くなったので部屋に戻るということで、私は残りのチップを握りしめてバカラへと向かいます。ここからが本当の戦いでした。
バンヅラで勝ちの流れを呼び寄せる
残りのチップは約6万ペソ。日本円で約10万円負けている状態です。
とりあえずまずはチップを倍にすることを目標に、色んなテーブルを見て回ります。オカダマニラのバカラは卓数が多いのですがミニマムが一番低い2000ペソのテーブルは賑わっており中々ゆっくり座れなかったので、3000ペソの卓へと向かいます。ゲーム開始から10ゲームほどしか経っていない卓でした。序盤は勝ったり、負けたりでしたが、初めてバンカーが4連続続くシーンが到来。これはもしかしたらツラ※が来るかもしれないと自分の中で何かを感じました。
※バカラには罫線というゲームの勝敗結果を記録したもので、勝敗が偏っていたり均等であったりと、ゲームの流れをチェックすることができるようになっています。ツラとは罫線による勝敗結果の偏りのことで、バンヅラとはバンカーが続くツラを指します。
掛け金をあげて6000ペソで勝負。ナチュラル8で勝ち。罫線にドラゴンのアニメーションが表示されます。(オカダマニラのバカラは5連続同じツラだと薄いドラゴンの演出が有り、6連続で罫線の下までつくとしっかりとドラゴンの演出がでますw)
勝った金額をそのままベット、12,000ペソで勝負。この2日間何度もこういったタイミングでは、ツラが続かずつらい思いをしました。手札を絞ると二本足がダブルと3/4でナチュラル確定です。いつもは先に絞ってから相手のカードを見ますが、こういうときは相手のカードが気になる。
私「プレイヤーオープン」......3!
よしよしよし....カードを一枚絞っていくと真ん中に点がありません。抜けました。ナチュラル9で勝利です。今まで自分しかいなかった卓に一気に人がワラワラと集まってきます。基本みんな順張り。カードを捲るのは私です。この自分が全部の主導権を握っている瞬間がとにかく興奮します。
ここから快進撃を続け9連続バンカー。そろそろ自分が不安になってきますが、まだ行けるだろうと約3万ペソをベット。ナチュラル8でしたが、相手がまさかのナチュラル9で無念。10連続ならずで人が離れていきました。
その後卓を変えて約13万ペソとスタートから倍まで来ました。元々が9万ペソなのできりよく20万ペソにしたいなとタバコを一服。また誰も座っていない卓へ向かいます。
地獄の始まり、無愛想なディーラーにすべてを持っていかれる。
気づいたら朝の5時を回っています。一服を終えて、卓を見て回ると罫線がニコイチの卓を発見。他に座っている人もいないのでここで勝負しようと席につきます。ディーラーはオカダマニラにしては珍しく無愛想な方です(スリーカードポーカーのディーラーは日本が好きなのか、プレイ中に日本の歌を歌ってました)1万ペソからスタートし、勝った場合はそのまま金額を倍にして賭けていくパーレー法で一気に20万ペソを目指したいところです。
1戦目は、罫線通りにならず負け。同額の1万ペソをベットしていきます。プレイヤー0、バンカーナチュラル8で負け。再度同額の1万ペソをベットしますがこれまた裏目で負け。
ディーラーのテンポが速いことと、賭けている人が僕だけということも有り、たった3分で3万ペソが飛びました。早い、早すぎる。
賭け額を2倍にし2万ペソで流れを変えようとしますが、これまた駄目。再度2万ペソを突っ込み、ここでナチュラル8を出しますがナチュラル9で負け。ディーラーは顔色変えずに僕のチップを回収します。(少しは申し訳無さそうにしろよ)
あっという間に今まで勝ってきた金額を失い残金は6万ペソです。すでに5連敗しているのでそろそろ来るだろうと残り3回2万ペソに分けて勝負に出ます。
が.... 幸運の女神はどこかへ行ってしまったのでしょうか。罫線の流れ通りにならず、すべて裏目に出てしまいあっという間に3連敗。残金0になってしまいました。
起死回生を狙ってクレカで追加投資、幸運の台はどこに
一睡もせずにバカラに打ち勤しみ、結果勝ちきれず種銭を失った私。
時刻は朝5時過ぎ。
「もう持ってきた日本円すべて擦ってしまった、楽しく遊べたじゃないか...」と終わりに部屋に戻ることも考えましたが、脳裏に一つの記憶が蘇ります。
そう今年の冬に行った韓国カジノです。韓国では今回と同じく金額を擦ってからクレジットカードで追加投資、出発残り30分で一気に取り返しました。もしかしたら今回もそれなのでは..?と脳内に悪魔が囁いてきます。
気づいたらクレジットカードで10万ペソを購入していました。ちなみにオカダマニラのキャッシャーは、チップの購入時クレジットカード手数料3%取られてしまいます。そのため正確には97,000ペソのチップですがこれを最後の種銭として勝負しにいきます。
先程のディーラーの卓には座らず、優しそうなディーラーのもとへ向かいます。
大眼仔ツラを確信して、奇跡の追い上げを見せる
勝った負けたを繰り返して気づいたら残り4万ペソとジリ貧になっていました。罫線はテレコで、よく見ると大眼仔の罫線が同じ動きで連続しています。これはもしかしたらと思い大眼仔に乗っかり勝負しにいきます。
これが幸運の始まりでした。5000ペソからはじめ、気づいたら3,4,5連勝と徐々にチップが増えてきます。賭ける金額も増やしてさらに連勝街道に乗っかります。大眼仔の罫線はすでにL字になっていますが、周りの人は大路を中心に見ているのか人が集まってきません。ディーラーと二人連続勝利で盛り上がってきました。
気づいたらすでに11連勝手元には20万ペソとだいぶ取り返しました。まるでゾーンのように次はバンカー、その次はディーラーと見えてきたので一貼り5万ペソと勝負に出ます。勝ち!勝ち!勝ち!!!!!
14連勝したタイミングで、ラストカード(次のゲームで終わり)ここで流れが変わってしまい大眼仔のツラは終了。切りよく30万ペソで勝負を終えることにしました(結果10万ペソ勝ち)
クレジットカードで購入したチップをキャンセル※して、残り20万ペソを持ち帰り部屋に戻りました。
※後日クレジットカードの引き落としが消えていないため、確認したところオカダマニラのクレジットカードはキャンセルできないらしく、メンバーシップカードへの送金になっているそうです。ご注意ください
帰り間際に余ったお金をオールイン
時刻は朝10時を回っていました。部屋に戻り急いでシャワーを浴びて、荷物の支度をしてチェックアウトへ向かいます。フライトは14時なので余裕はありますが朝飯は食べずでした(友人たちは食べに行ったそう)
メンバーシップカードについているリワーズポイントを消化しようと、最後余っていたポイントをフルベットすることにしました。約3万ペソあったので、プレイヤーにオールイン。勝ち。6万ペソをもう一度プレイヤーへオールイン。勝ち。12万ペソをもう一度プレイヤーへ突っ込みます。
バンカーは6と微妙な数字。一枚目はピクチャー、二枚目は四本足。激アツな展開。
ゆっくり絞ると...
抜けました。ナチュラル9で24万ペソゲットです。すべてのチップをキャッシャーに持ち込み、ペソの大金を確保します。その額44万ペソ
ここで切り上げ、すべてのペソをTivoliで日本円に換金し空港へと向かいました。
最終的に44万ペソを両替、日本円にして約117万円と手出しの23万円を抜いても大勝利です。最後のオールインが熱かった〜〜。気持ちよく成田空港に戻り帰路につきました