釣り初心者の船釣り・沖釣り記録

船釣りにハマり都内から茅ヶ崎に移住した会社員。釣りを始めてみたい方・初心者に役に立つ記事や釣行記録を主に発信しています。フィールドは相模湾、南沖、東京湾、千葉県外房が中心。愛車はジムニーJB64W / アウトドアや海外旅行・茅ヶ崎生活も不定期に発信

相模湾アマダイ攻略!釣れない時こそ試したい誘い方

相模湾のアマダイ船は秋から冬にかけて人気の釣り物。基本的には一年中釣れる釣り物ですが、晩秋から春までをシーズンとしている船宿が多いです。40センチを超える大型アマダイや、珍しく美味なシロアマダイを狙って連日釣り人が多く通っています。

私も大型アマダイがポツポツと揚がってきているのをみて、仕掛け作りに勤しむ毎日。今シーズンは大型アマダイとシロアマダイダブルで釣ることを目標に週末の天気とにらめっこしています。

アマダイと一緒に釣れるイトヨリダイも美味しい

初めての人こそアマダイ釣りを楽しんで欲しい

アマダイ釣り自体は釣りを初めてやる初心者の方にもオススメしやすいライトなタックルとシンプルな仕掛けが特徴です。アマダイの餌はオキアミで基本は2本針仕掛け。底まで落として浮かせてアマダイを待つのみなので初心者でも簡単に釣れやすいのがポイント。

使うオキアミは、LからLLサイズのやや大きめのオキアミをチョイス。小ぶりのオキアミでも釣れますが、シンプルな仕掛けゆえに大きめのオキアミでアマダイにアピールすることを狙いたい。

オキアミの付け方は、尻尾を切り落として針先から通してお腹に抜き出すだけ。房掛けは個人的にあまり使いません。よっぽど喰いが悪ければ試すこともありますが、房掛けや2個付けするとフグにやられやすいんですよね。なので基本は1つ掛けになります。

 

アマダイの仕掛けは、ハリス3から4号を使うのが一般的です。大型のアマダイやシロアマダイを狙う時はハリスを5号まで太くすることもありますが基本的には細ハリスで試します。筆者は市販仕掛けと自作仕掛け両方使いますが、初めての人は市販仕掛けから始めるのが良いのではないでしょうか?

ただ慣れてきた方は、自作仕掛けもしくはハリスが切れた時に針を結び直せるようにしましょう。フグなどの外道が多い釣り物のため、ポイントがフグの巣窟だとハリスが切れるたびに仕掛けを交換して経済的では有りません。

基本の外掛け結びで問題なく釣れるので、現地で仕掛けを結び直せるようにするか自宅で予備の仕掛けを用意しておくことをお勧めします。

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アマダイの誘い方:基本編

まずアマダイがどこにいるか頭に入れましょう。相模湾のアマダイは水深60~70mほどのポイントで釣り始めることがほとんど。基本的に底しか狙いません。なぜか?アマダイは砂場に身を潜めていて普段は穴の中に隠れています。アマダイは穴の中にいて上から落ちてくるエサに反応するといわれており、上から落ちてくるオキアミを見つけて食べに出てくるんですね。

そのため誘い方としては、底まで仕掛けを落としたらラインのたるみをとってサオ先が天にくるまでゆっくり大きく持ち上げて、それからゆっくりと下げることを繰り返します。エサが常に上下しているほど、アマダイにアピールできるので何度も繰り返しましょう。

誘いと同時に底ダチを頻繁に取り直すことも大切。潮が早かったりたるんでいたりすると、徐々に底がずれていくのでこまめに底を取り直しましょう。

 

トントンと底を小突いて活性を上げる

基本の誘い方でなかなかアマダイが釣れない場合は、少し底を叩くような形で刺激を加えてあげます。底を叩くことで改定に砂ぼこりが舞うため、アマダイが浮いてきやすくなります。トントンと強めに叩いて少し仕掛けを浮かせて喰うのを待ちましょう。

仕掛けが底すぎると舌平目が喰うので注意

50センチずつ仕掛けを巻いていき浮かせて喰わせる

なかなか底でアマダイがヒットしない場合は、50センチ、1メートル、1.5メートルと徐々に仕掛けを巻いてアピールすることも大切。

体感ですが大物ほどこの釣り方の方が釣れる気がしています。アマダイの行動範囲はそこそこ広いので少し浮かせて上にオキアミが有るよ〜とアピールすることでヒットに繋がるのではないかと思います。(活きイワシのヒラメ釣りと似ていますね)

ただあまりにも仕掛けを浮かせすぎると流石に食べないので、途中でリールをフリーにし底に落として再度誘い直してみましょう。

誘いが決まるとアマダイがヒット。小型でも美味しいから嬉しい楽しい!

アマダイ釣りに役立つ釣具

アマダイ釣りはライトなタックルとシンプルな仕掛けで釣れますが個人的に持っておいたほうが良いアイテムは、「ガン玉」と「竿置き」、そして大粒のオキアミ用に「水に漬けて戻すオキアミ」です。

やや潮が早いとなかなかアマダイが喰いにくくなるので、潮が早いと思ったら仕掛けにガン玉をつけて調整をします。

私は自作仕掛けとセットで軽めのガン玉を持っていくようにし、潮が早いと感じたら仕掛けに付けることで対応しています。

 

また手持ちで充分楽しむことができる釣りですが、60〜70メートルを手巻きで頑張り続けると手が結構疲れます。電動リールでもよいのですが手巻きリールの場合は、疲れたと思った時に置いておける竿置きがあると便利です。また当たりがない時は意外と置き竿の方が釣れたりもするのでそういう時に役立ちます。

私はシマノの竿置きをタックルボックスに常備しており愛用しています。スポンジなので軽いですし一つカバンに入れておいても荷物になりません。

 

最後にオキアミです。餌のオキアミを買って乗船しますが途中で小粒なオキアミしか無く困ることがあります。そんなときは海水に漬けるだけでオキアミに戻せるこちらがあると便利です。大粒ですし使わなかったら次回に持ち越せるのでそういった意味でもありがたいです笑

ちなみにシロアマダイ狙いの場合は、ホタルイカを得餌として買っていくことをお勧めします。オキアミで喰うこともあるのでホタルイカは必須というわけではありませんが、やはり喰いやすいのはホタルイカです。

 

是非大型アマダイを狙って楽しんでみてくださいね。