ゴールデンウイークも後半戦、茅ヶ崎の一俊丸から始まったばかりのライト五目船にお邪魔してきました。ライト五目はGWの中日から試し釣りが始まっていたのですが、初戦が好調だったことでレギュラーメニューになったこの時期のライト五目はアジを中心に、ハナダイなど狙える春らしい釣りです。
筆者はどの季節のライト五目もお気に入りです。気軽に楽しめることに加え数釣りや誘いの工夫を変えることで飽きずに楽しめるので年間通して遊びに行っています。
座席抽選の集合は5時30分、(珍しく)時間に間に合ったのでくじ引きに参加、1番若い数字を引き当てたので左舷トモを選択します。この日は片舷5人とゆったりとスペースがありました。
本日のライト五目のタックルは下記の通り。
ロッド: シマノアナリスターMH195
リール: シマノバルケッタ301HG
ライン: PE1.5号 リーダー1.5m(20bb)
仕掛け: サニービシ40号 ウィリー五目3号 3本針
相模湾でやる五目船はイナダが回遊する夏から秋にかけて以外は、ハヤブサのウィリー五目仕掛けしか使っていません。2号と3号をまとめ買いしています。餌はオキアミとイカタンをチョイス。翌日の遠征で使う餌を少しだけ持ってきました。
茅ヶ崎エボシ沖60メートルからアジを狙います
出船から10分ほどでポイントに到着。タナは60メートル。上からタナを合わせて、ハリス仕掛け分3メートル下げてコマセを撒きながら途中ステイしてアジのアタリを待ちます。この日のステイは長めが勝ちパターン。ウィリーを30cmほど2回しゃくり、10秒ほど待つとアジが喰いついてきました。
タナに入ればダブルトリプルに近い状態だったので、カラバリに付けるオキアミでは餌の交換がめんどくさい..ということで餌持ちが良いイカタンに切り替え、順調にアジの数を稼いでいきます。入れ食いに近いこういう日は餌持ちが良いイカを使うことや、ムロアジなどの針外しで手返しのスピードを上げると数を稼ぎやすくなります。
1〜2時間ほどでそこそこアジの数が集まりました。途中サバッコも混じってきましたが、全体的にアジの喰いは良かったです。
今日はやや潮が早いこともあり、底からではなく上からタナを合わせないとタナがボケました。これからライト五目釣りに行かれる方は上からPEラインのマーカーを見てカウントできるようにすると良いと思います。リールについてるカウンターは役に立たないので目視で。途中潮で糸が流れていくときは一度少し巻き上げて落とし直すとうまくタナまで落とせます。
今日は左舷から観察しててもアジをうまく釣れている人と釣れていない人の差がかなり出てました。個人的な観察の差はしゃくりの後のステイの時間だったかなぁと思います。コマセはあまり撒かず最小限に短めに撒いて少し長めに待つを繰り返すのが勝ちでした。トップ90尾の人は、とにかくこまめに撒きステイを繰り返していたように見えます。
今日のアベレージは20センチほど、フライにも刺身にも南蛮漬けにも使いやすいサイズです。
平塚の黄色い鉄骨塔近くでハナダイなども狙っていきますがここでは良型のアジやサバをゲット。ハナダイは惜しくも喰わず。30尾近くアジも貯まったのでのんびり泳がせ釣りに切り替えます。アジが無限に釣れる気がしましたが、久しぶりのウィリー仕掛けで右腕の手首が痛かったwのと、翌日遠征なので程々にしたかったためです。たまに良型がかかりますが9割近くが20センチ近くだったので捌く手間もね..笑
アジの泳がせ釣りの仕掛けはハリス8号の孫バリトリプルフックで始めます。ヒラメ仕掛けと一緒です。錘は40号ですが潮も早く頻繁にタナを取らないとボケます。潮周りが良くないのかなかなかアタリは出ず。途中孫バリごとハリス切られていましたがおそらくふぐ。狙いのヒラメは出せませんでした。
船長に教えてもらいましたが、泳がせているアジをお腹から齧るのはフグ、背中から齧るのはイカだそうです。
良型は数回バラしたこともあり残念でしたが、ほどよくクーラーいっぱいに釣れ楽しい一日でした!