釣り初心者の船釣り・海釣り記録

釣りが好きで茅ヶ崎に移住した会社員。釣行記録や釣り初心者に役に立つ記事、茅ヶ崎生活を発信しています。相模湾、東京湾、千葉県外房などを中心に船釣りしています。愛車はジムニーJB64W ジムニーの記録や茅ヶ崎生活についても発信しています

魚の臭い対策に!『魚の生ゴミ処理』は冷凍かペットゴミ袋を使おう!

釣りでたくさんの魚が釣れた後、魚の処理に困る方も多いと思います。特に家庭で問題となりやすいのは、魚のエラや内臓、血合いから漂う生ゴミ臭!内臓は腐りやすいですし、夏場は特に臭いが強烈になるため早めに処理をしないと家庭内トラブルが起きます(ほぼ確実に)下手したら釣りに行ってきても良いけど、魚は持って帰ってこないでと言われてしまうかもしれません笑

楽しい釣りを続けるためにも、この記事を参考に魚の臭い対策を覚えて、生ゴミ臭から解放されてください!

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釣り好きな筆者が、クーラー一杯の釣果でも安心な生ごみ対策を授けます!

筆者の経験上、魚の生ゴミ臭は『魚そのものについている臭い』『エラ、内臓、アラなどの部位』『血や水分』の3つから出てくると思います。

魚そのものの匂いに関しては、釣りの後キッチンで魚を捌いていたらなんとも言えない匂いが残ったりしますよね。これは魚の表面のぬめりについている匂いが原因だったりします。空気中の匂いであれば換気したり、クエン酸を水に溶かしてスプレーをすると大体解決しますが問題は残り2つの内蔵系!!!

アジ、サバ、イナダ、カツオのような青魚は特に内臓が腐りやすく夏場放置しようもんならテロが起きます笑

 

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イナダとか青魚美味しいんですけどね〜

 

実体験ですが、昔24時間のゴミ捨て場があるマンションに住んでいた時のこと、夏場に生ゴミを捨てたことがあるのですが、ゴミ収集までに発酵して悪臭とハエが寄ってきてしまい大惨事でした。

ゴミ収集の人はもちろん同じマンションの人には本当に申し訳ない気持ちになりました…

 

魚の内臓から出る生ゴミ対策

生ごみが発酵しないようにすること、空気を漏らさないようにすることの2つが魚の生ごみ対策です。

  1. 可能であれば生ごみをまとめて冷凍しておく
  2. ペット用ゴミ袋を活用する

大きく2つのやり方がありますが、家族の賛同が得られる場合は1をお勧めします。生ゴミは常温でどんどん発酵していき、これが臭いの原因になります。袋に入れて冷凍してしまえばそれ以上臭いがでることはありません。特にイナダ釣りなどで大量の内臓を処理する時はこの方法がおすすめです。

ただ気持ち的に、生ごみを冷凍するのは…という方にお勧めしたいのがペット用のゴミ袋を活用する2番の案です。

 

ペット用ゴミ袋は、臭いが漏れない構造で安心してゴミ箱に捨てられる

我が家は2匹の猫を飼っており、日々トイレの掃除などで使っているゴミ袋があります。

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我が家の猫たち(なお釣った魚は食べてくれない)

 

この猫のトイレ用ゴミ袋が魚の生ゴミ対策に優秀で優秀でして!!

名前からして強いのですが、名前を裏切らない防臭力です笑『うんちが臭わない袋』ですからね。猫を飼っていらっしゃる方はよくご存知かと思いますが、猫の💩はとても臭います。複数回まとめて捨てていますがこの袋に仕舞っておけば臭いが気になることは全くありません。

 

公式でもペットのトイレ以外に生ゴミにも使えると謳っているくらい、パワーがあります。

臭いが漏れるスピードがとてもゆっくりになるように設計されており袋に臭うものを入れても、漏れてくる臭い成分はごくわずかとなります。袋の中の悪臭成分が、少しずつゆっくりとしか出てこないので、漏れてきても嗅覚閾値を超える前に拡散し、臭いを感じないメカニズムが特徴です。

 

同じような仕組みでパンの袋やスナック菓子も臭いが漏れにくい構造で流用できますが、手軽に買えてストックしておきやすいのはペット用のゴミ袋かなと思います。

 

ゴミ袋を活用して魚の内臓を捨てる際の注意点

ここからはゴミの捨て方です。内臓やエラだけであればそのままペット用ゴミ袋に入れて捨てるのも良いのですが、イサキやタチウオなど尖っている部位があったりするものは新聞紙につつんだうえでゴミ袋に入れることをお勧めします。

穴が空いてしまうとそこから生ゴミの臭い漏れの原因になってしまうため、注意して捨ててくださいね!

 

ちょっとキッチンが汚くて申し訳ないですが、実際にゴミ袋に包むとこんな感じ。

内臓部分やエラはそのまま袋に入れて捨てますが、ヒレ部分は新聞紙でくるんで中に入れて捨てています。

 

ペット用ゴミ袋は釣りにも使える

生ゴミのために専用のゴミ袋を買うのはなぁと思った釣り人の皆さん。実は釣りにも使えます。オキアミやコマセの匂いがついた手袋やタオルなどそのまま持って帰ると車内の悪臭の原因になりますが、ペット用ゴミ袋に入れて持って帰れば臭いが漏れ出すことありません。

いろんなシーンで汎用的に使えるため、釣りをする方や魚を普段よく買って食べる方はぜひひとつ買ってみることをお勧めします!

 

いろんなサイズがあるため普段釣る魚のサイズに合わせて購入をお勧めします。

アジやキスなど小物であればSSサイズで充分使うことができます。

 

 

逆にイナダやカツオなど比較的サイズが大きい魚をメインに釣る方はMサイズがお勧めです。

 

筆者はうんちが匂わない袋のSSとMそれぞれを持っているので、捌く魚の量に合わせてサイズを使い分けています。最近だとイサキ2~3匹であればSSサイズにまとめてしまい、カツオ一匹捌いた時はMサイズ1枚にまとめたりしました。

 

キッチンの臭い取りにはクエン酸スプレー

魚の生ゴミをペット用袋で処理したら、仕上げにキッチンに残った生臭い匂いを取り除きましょう!魚の生臭さはトリチルアメンという成分が原因でアンモニア臭に近い悪臭なのですが、この成分自体はアルカリ性のため酸性に弱いんですよね。

釣りのウェアやクーラーボックスの匂いがひどい時はお酢を水に溶かして漬け込むと匂いがとれるのですが、流石にキッチンにお酢をかけるのは嫌なのでクエン酸スプレーを使います!水に溶かしたクエン酸をスプレー容器に入れてシュッシュして拭き取るだけでだいぶ生臭い嫌な匂いが解決しますよ〜!

 

ぜひ魚の生ごみ対策にペット用ゴミ袋とクエン酸スプレーを覚えて、釣りと料理を楽しんでくださいねー!