釣り初心者の船釣り・海釣り記録

釣りが好きで茅ヶ崎に移住した会社員。釣行記録や釣り初心者に役に立つ記事、茅ヶ崎生活を発信しています。相模湾、東京湾、千葉県外房などを中心に船釣りしています。愛車はジムニーJB64W ジムニーの記録や茅ヶ崎生活についても発信しています

外房大原イサキ解禁!イサキの釣り方・タックルの選び方

千葉県外房大原で毎年ファンが多いイサキ釣り。コマセ釣りの入門的存在にあたり、LTアジよりも魚の引きを楽しむことができ、数もそこそこ釣れて楽しいイサキ釣り。梅雨の脂ノリノリのイサキは食べても美味しく、また夏場にかけてはシマアジも釣れることもある千葉県大原のイサキ。そんなイサキ釣りのシーズンは毎年ゴールデンウィークが明ける5月から解禁となります。

 

今日は千葉県外房大原のイサキ解禁に合わせて、初めての方でも簡単に釣れるイサキの釣り方・タックルの選び方・棚の取り方を紹介していきます。釣り初心者のコマセ釣り入門ともいえる千葉県外房大原のイサキ釣りについてできるだけわかりやすく説明します。

イサキ 船 外房

イサキはダブル、トリプルとかかると引きがすごい!

GW空けから初夏までの千葉県外房大原イサキ釣りは、数が釣れやすく初心者向きです。一方でシーズン後半の真夏のイサキ釣りはシマアジが釣れるチャンスもあり大物を狙っている方にも楽しいのが大原イサキ釣りの特徴です。

千葉県外房大原イサキ釣りを時期別に楽しみ方をわけると はこんな形。筆者は毎年夏はシマアジ見に行くか、相模湾のカツオに行くか悩みます笑

5月〜7月前半 イサキの数釣りを楽しむ

イサキの数釣りを楽しむシーズン!夏が近づくにつれて釣れる量は減っていきますが、6月末から7月頭にかけてはまるまる太ったイサキを楽しめます。この時期のイサキの白子と真子は本当に美味しいのでぜひ食べて欲しい...!

 

7月後半〜9月 シマアジを一発当てに行くシーズン

もちろん5月、6月でもシマアジは釣れるのですがまだまだ小ぶり。カンカン照りの真夏にシマアジは大きくなって回ってきます。連日1キロ〜2キロのシマアジが顔を出す楽しいシーズンです。イサキの数は控えめ。(お客さんもシマアジ狙いが多い)

 

相模湾と外房大原のイサキ釣りの違い

相模湾ではイサキを専門とした釣りは無く、ライト五目船のターゲットとしてイサキを狙います。釣れるサイズは10~25センチほどの比較的小さいサイズが多く、ウリンボウという愛称のイサキの子供がよく釣れます。

一方千葉県外房大原では、イサキを専門に狙うこともあり、20センチから大きいサイズだと40センチほどまでしっかりサイズのあるイサキが狙えます。また前述した通りシマアジや真鯛など嬉しいゲストが多いのが特徴です。

 

大原のイサキ釣り

千葉県外房大原は岩礁も多くイサキの好釣り場としてどの船もイサキ船を出しています。有名所ですと、「つる丸」「長福丸」「あままさ丸」さんあたりが挙げられますね。どの船も3時30分から4時台集合で、午前中には下船します。

イサキ釣りのタックル

大原のイサキ船は、ライトタックルと、通常タックルそれぞれあります。長福丸さんだと通常タックル。あままさ丸やつる丸さんはライトタックルで出船しています。初めての方はライトタックルのほうが疲れないとは思いますが、この辺は好みになります。

LTイサキでは、LTヒラメや、LTアジのタックルを流用できます。全長2から2.3メートルくらいのライトゲームロッドに、小型のベイトリールを使用。PEラインは1号から2号ほどです。1.5号がオススメ。コマセビシは40号で指定があります。大原の漁場は黄色いコマセビシと指定があるため注意してください。

 

LTイサキでは無い通常のイサキ船は、PEラインは3~5号が多いです。ビシは60号とライトタックルよりも重いサイズのため、事前に船宿へチェックしてみてください。

 

大原 イサキの仕掛け

イサキの仕掛けは、ハリスが1.5号(1.7,2号も使える)がメインです。釣具屋さんで購入する場合は、千葉県の外房大原で使えるイサキの仕掛けなのか?は必ず確認してください。イサキはカラバリで餌を付けずに釣ります。ちなみにクッションゴムもバラし防止に重要なため付けてくださいね!

 

筆者が使っている大原のイサキタックルはこんな形です。

  • ロッド シマノライトゲームBB 195センチ
  • リール シマノバルケッタBB 300HG
  • ライン PE 1.5号 200メートル
  • リーダー フロロ5号20lb 1メートルほど
  • 仕掛け サニービシ40号、船用仕掛け

大原イサキ釣りのポイント

千葉県外房大原に限らず、イサキ釣りはなんと言ってもタナ取りが命です。

LTアジの時のブログにも書きましたがイサキがいるタナに正確に合わせられるかが肝です。ポイントによって、船長が「水深17から20メートル」みたいに伝えてくれますので、正確にPEラインの色をカウントしながらタナに合わせましょう。PEラインの色は、1メートルごとにマークとなる色が入っています。またメインの糸の色が変わると10メートルの合図です。

イサキ船は底からタナを合わせるよりも海面から何メートルの指示が多いです。なので仕掛けを落としながらラインをカウントするようにしてくださいね。電動のカウンターは誤差が出やすいので最初は必ず目視で測るようにしてください。

www.fishing-tokyo.com

イサキ釣りはこのタナがずれているとどうしても釣れません!初心者の方は、経験者と行くのであればまずタナの取り方があっているか教えてもらうと良いと思います。もしくは船長に聞いてレクチャーしてもらいましょう。

 

イサキ 船 外房 シマアジ

慣れてくればバケツはイサキで一杯に。

ダブル・トリプルを狙うには?

イサキ釣りをするときには、ぜひダブル・トリプル(仕掛けの針に2匹、3匹と掛かること)を目指したいですよね。

個人的な多点掛けのポイントですが、イサキが食ったらリールのハンドルを半巻して軽く竿をしゃくりコマセを出して少し待つ。また半巻きしながらシャクって少し待つ。を1から2メートルくらいやってみることです。

イサキが暴れて撒かれるコマセに加えて、自分からもコマセを撒くことでよりイサキが集まりヒットしやすくなります。運が良ければここでイサキがかかり、グッと引きが強くなりますのでゆっくり巻いてきましょう。ただ慣れないうちやサイズが良く引きが強い時はバラしてしまう可能性もあるので1匹ずつ釣るのがおすすめです。

 

イサキはどれくらい釣れるもの?

イサキ釣りは上手な人だと定量50匹まで釣れます。クーラーがイサキパンパンの満タン状態になります。イサキを釣りすぎてしまった方は冷凍でも保存できるので安心してください!捌くのが大変だなと思う方は、キープするイサキのサイズを調整することをおすすめします。小さいイサキも混じりますので、大きいサイズだけに絞って持ち帰るなど工夫してみてくださいね。

イサキ釣りの注意点

イサキはトゲが非常に硬いので、触る時は注意してください!気をつけないと締める時や手でもったりするとケガします。こういう魚をつかめるやつがあるとおすすめです。もしくは軍手やフィッシュグローブをしていくのもオススメなのかなと思います。

梅雨のイサキは産卵前で白子や卵が多く、脂ものってすごく美味なのでぜひチャレンジしてみてくださいね!