釣り初心者の船釣り・沖釣り記録

船釣りにハマり都内から茅ヶ崎に移住した会社員。釣りを始めてみたい方・初心者に役に立つ記事や釣行記録を主に発信しています。フィールドは相模湾、南沖、東京湾、千葉県外房が中心。愛車はジムニーJB64W / アウトドアや海外旅行・茅ヶ崎生活も不定期に発信

4月の船釣り関東おすすめ5選|春本番・乗っ込みマダイとGW直前のターゲット完全ガイド

「4月の関東で船釣りをしたいけど、春の海は何が釣れるの?」 「3月とは何が違って、5月のGWまでに準備しておくことは?」

4月の関東は、水温が13〜16℃まで上がり、冬の魚から春の魚へ主役が一気に入れ替わる転換期です。最大の主役は乗っ込み(産卵接岸)真っ只中のマダイで、1年で最も大型・数ともに期待できる月。続いて好調になるのが、相模湾のライトアマダイ春シーズン後半戦、東京湾のシロギス開幕、外房のヒラメ春シーズンです。

3月までの「真冬対策」は不要になる一方、海上ではまだ朝が肌寒く、油断するとGW直前の好機を逃します。この記事では、2026年4月の関東で初心者が狙えるターゲット5種と、3月・5月との違い、GWに向けた船宿予約のコツまで一気に整理しました。


4月の関東 船釣りシーンの特徴

冬から春へ、水温と魚種が一気に動く月

4月の関東は、3月までの北西風が弱まり、南寄りの風と春の凪が増える時期です。気温は日中15〜20℃に上がる一方、朝の出船時はまだ8〜12℃まで冷え込む日が残ります。水温は東京湾・相模湾とも13〜16℃前後で、3月から2〜3℃上昇するのが目安。

項目 4月前半 4月後半(GW直前)
気温(朝) 8〜11℃ 11〜14℃
気温(日中) 15〜18℃ 18〜22℃
水温(東京湾) 13〜14℃ 15〜16℃
主役の魚 乗っ込みマダイ前半/春アマダイ最終盤 マダイ後半/LTアジ/シロギス開幕
海況 寒の戻りで荒れる日あり 凪が増える

3月との最大の違いは、乗っ込みマダイが本格化することと、真冬の防寒装備が不要になることです。逆に5月との違いは、まだ水温が低くイサキ・マダコ・梅雨イサキはこれからで、4月限定の主役は乗っ込みマダイに集中します。

月ごとの全体像は「関東の船釣り 年間カレンダー:月別おすすめ釣り物まとめ」も併せてどうぞ。3月の流れは「3月の船釣り関東おすすめ5選」、GW明け以降は「5月の船釣り関東おすすめ5選」(公開後追記)に接続します。


4月のおすすめ魚種5選

4月の関東で初心者でも狙いやすい魚種を、難易度・エリア・タイミングの一覧でまとめました。

魚種 主なエリア 難易度 ベストタイミング
乗っ込みマダイ 相模湾・東京湾 ★★☆ 4月通して(前半が大型)
ライトアマダイ 相模湾 ★★☆ 4月前半(シーズン最終盤)
LTアジ 東京湾・相模湾 ★☆☆ 4月後半から
シロギス 東京湾 ★☆☆ 4月後半から開幕
ヒラメ(春) 外房・相模湾 ★★★ 4月通して

1. 乗っ込みマダイ(相模湾・東京湾)

4月の絶対的な主役。産卵のために浅場へ接岸する「乗っ込み」真っ只中で、相模湾では2〜4kg級、東京湾でも1〜2kg級の数釣りが期待できます。コマセ真鯛が基本で、ハリス3号前後・全長10mが標準。誘いは小さくゆっくり、コマセを切るリズムを船長指示に合わせるのが鍵です。エリアは相模湾の小田原・平塚・茅ヶ崎、東京湾の久里浜・走水が定番。1年で唯一、初心者が大型マダイを手にしやすい月なので、4月だけは予算と有給を投じる価値があります。

2. ライトアマダイ(相模湾)

3月の最盛期から続くシーズンの最終盤。4月前半までは40〜50cm級が狙え、後半は徐々に深場へ落ちて終了します。テンビン仕掛けにオキアミ、底をトントンと叩く誘いが基本。詳しい道具・誘い方は「相模湾ライトアマダイの始め方|道具・仕掛け・誘い・当日の流れ」にまとめてあります。「春アマダイは4月が最終チャンス」と覚えておくと予約タイミングを逃しません。

3. LTアジ(東京湾・相模湾)

水温上昇でスイッチが入り始めるのが4月後半から。前半は食いが渋い日もあるので、4月にLTアジ単独で出すなら後半の凪日狙いが安全です。竿は1.7〜2.1mのライトロッド、ビシは40〜60号。底取り直後の「もたれ」を聞き合わせるのがコツ。竹岡・金沢八景・佐島が定番で、初心者の練習日に向きます。

4. シロギス(東京湾)

4月後半から東京湾で開幕する、初夏の風物詩。天秤キス釣りでオモリ15〜25号、ハリ7〜8号。砂地狙いで根掛かりが少なく、船釣りデビュー戦に最適な魚種です。富岡・横浜・木更津沖が好ポイントで、まだ船が空いているので予約も取りやすい時期。

5. ヒラメ(外房・相模湾)

4月の春ヒラメは、産卵後の回復期に入りつつあり、外房ではシコイワシの群れに付いた良型が狙えます。泳がせ釣りが基本で、活きイワシを掛けて「待つ」釣り。アタリがあっても10秒待ち、しっかり食い込んでから合わせます。座布団級(1kg超)が出やすい月でもあり、難易度は高めですが釣れた時の達成感は別格。


4月の船釣り 服装ガイド(朝寒・日中暖の使い分け)

4月は「朝の出船時はまだ冬/日中は春/GW直前は初夏並み」の三段階で気温が変わる、服装選びがいちばん難しい月です。基準は朝の出船時 10℃/日中の海上 18℃前後を想定し、脱ぎやすい3レイヤーで組みます。

推奨レイヤー

  • インナー: 長袖の機能Tシャツ(吸湿速乾)/4月後半は薄手で十分
  • ミドル: 薄手フリースまたは長袖シャツ(朝の冷え対策/日中は脱ぐ)
  • アウター: 防水シェル(突発的な寒の戻り・春の雨対策)
  • ボトム: 撥水ストレッチパンツ+必要に応じてレインパンツ
  • 足元: デッキシューズまたは防水スニーカー(真冬の防寒長靴は不要

3月までと違い、2月モデルの「ヒートテック2枚重ね+防寒長靴」は4月にはオーバースペック。逆に5月のような軽装だと寒の戻りで凍えるため、フリース1枚を必ず船バッグに入れておくのが4月独自のポイントです。

季節通しの組み立て方は「初めての船釣りの服装を春夏秋冬で考えてみた」にまとめてあります。

持ち物の追加リスト(4月特有)

  • 日焼け止め(SPF30+/4月の紫外線は意外に強い)
  • 偏光サングラス
  • 帽子(春の南風対策にあご紐つき)
  • 飲み物は常温と温かい飲み物の両方
  • 酔い止め薬(春の南風で波が立つ日に備えて)

GWに向けた船宿予約のコツ

4月最大の落とし穴は、GWの船宿予約が4月中旬にはほぼ満船になることです。乗っ込みマダイの本命便は人気が集中するため、戦略的に動かないと「乗りたい船に乗れない」が起こります。

  • 4月前半の平日: まだ予約が緩く、初心者の練習日に最適。船長から直接アドバイスをもらえる確率も高い
  • 4月後半の土日: 乗っ込みマダイの本命タイミング。2〜3週間前には予約必須
  • GW期(5/3〜5/6): 4月15日前後で多くの船宿が満船。4月上旬には予約完了が安全
  • 平日の有給活用: 4月第3週の平日(混雑前×水温上昇後)が、初心者にとって学習効率が最も高い

混雑日に無理して当てるより、有給を1日使って4月後半の平日に出すほうが、釣果も学びも段違いです。


4月にやりがちなトラブルと対策

4月特有のトラブルは「寒の戻り」「春の南風」「船酔い」の3つに集約されます。先回りで備えれば、ほぼ防げます。

寒の戻り

4月は春らしい日と冬が戻る日が交互に来る月で、出船当日に気温が10℃以上下がることもあります。前日夜と当日朝の両方で天気を確認し、迷ったらフリースを1枚多く持つほうが正解。

春の南風と波

4月後半から南風が強まる日が増えます。風速7m以上の日は乗っ込みマダイ船でも揺れが大きく、船酔いリスクが上がります。酔い止めは乗船30分前に服用し、空腹も満腹も避けます。詳しくは「船酔い対策完全版|酔い止め薬の選び方と予防法まとめ」を参考にどうぞ。

コマセ真鯛特有のテクニック

乗っ込みマダイは「コマセを切るタイミング」が釣果を分けます。船長の指示ダナの3m下から1m刻みで誘い上げ、コマセを2〜3回振って止める、という基本動作を1日通して崩さないこと。隣の常連さんを観察すると、リズムがつかみやすくなります。

紫外線対策

4月の紫外線量は8月の60〜70%まで上がっています。日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直し、首元にタオルを巻いておくと焼けません。


FAQ

Q1. 4月の船釣りでいちばん釣れる魚は?

乗っ込みマダイです。4月の関東で1年最大のチャンス月。相模湾なら2〜4kg級、東京湾でも1kg超えの数釣りが期待できます。初心者でもコマセ真鯛のリズムさえ掴めば手にできるため、4月は迷わずマダイ狙いで出すのが正解です。

Q2. 3月や5月とどう違う?

3月との違いは乗っ込みマダイが本格化すること、真冬の防寒装備が不要になること。5月との違いは水温がまだ低く、イサキ・マダコ・シロギスの本番はこれからであること。4月の主役はマダイに集中し、サブでアマダイ最終盤・ヒラメ春シーズンが続きます。

Q3. 4月でも防寒は必要?

朝の出船時は必要です。日中は暖かくなりますが、海上は走行中の風で体感温度が5℃ほど下がります。フリース1枚を必ず船バッグに入れてください。2月のような極厚装備は不要ですが、5月モデルの軽装だと寒の戻りで凍えます。

Q4. 初心者が4月に船釣りデビューするなら、どの魚種?

LTアジ(4月後半)またはシロギス(4月後半)が無難です。仕掛けがシンプルで数も期待でき、デビュー戦の成功率が高い魚種。乗っ込みマダイは魅力ですが、コマセワークの習熟が必要で、初回は同船者の常連を観察しながら学ぶつもりで臨むと良いです。

Q5. GWの船宿予約はいつまでに?

4月上旬までが安全圏です。4月15日前後で多くの船宿が満船になります。乗っ込みマダイの人気船は3月中に埋まる船宿もあるため、GWを狙うなら早めの動きが正解。逆にGWを外して4月後半の平日に振るなら、前日予約でも入ることが多く、混雑回避の意味でもおすすめです。


まとめ

4月の関東船釣りのポイントを整理します。

  • 主役の5魚種: 乗っ込みマダイ(最重要)/ライトアマダイ最終盤/LTアジ後半/シロギス開幕/春ヒラメ
  • 服装: 朝10℃・日中18℃前提の3レイヤー、フリース必携・防寒長靴は不要
  • 船宿予約: GWは4月上旬までに、平日狙いなら4月後半が学習効率◎
  • トラブル対策: 寒の戻り・春の南風・船酔い・紫外線の4点を先回り
  • 3月/5月との差: 4月は乗っ込みマダイに集中する転換月

4月は「冬の魚と春の魚が入れ替わる、1年で最も動きの激しい月」です。乗っ込みマダイという1年に1度の主役を狙える特別な時期なので、3月までの装備見直しとGWに向けた予約戦略で、春シーズン本番の釣果を掴んでください。