みなさん次亜塩素酸水をご存知でしょうか?次亜塩素酸水は、元々医療現場で除菌用成分として使われることが多い次亜塩素酸を主成分とした溶液です。医療現場だけでなく保育施設や介護施設、商業施設やオフィスなどあらゆる場所で使われるようになっており、AmazonなどECサイトでも購入できます。
筆者は毎月船釣りが趣味で、釣った魚をシンクで捌くのですが、魚の生臭い匂いが悩みの種でした。綺麗に掃除してもシンクの奥に魚の匂いが残ってしまうので家族から不評(釣り人あるあるだと思います)そんな中うちは妻が医療従事者なのですが、匂い除去として次亜塩素酸水を紹介してくれたので、試しに使ってみたらびっくりするくらい匂いが気にならなくなったので紹介していきます。
釣りを趣味としている方や、普段料理する時に魚の生臭い匂いに困っている方の助けになることを祈っています。
次亜塩素酸水のここが凄い
次亜塩素酸水は医療現場で特に吐瀉物の処理などの除菌や消臭として使われています。
臭いの原因となる成分を分解、破壊するため、分解した後の臭い戻りなどが無いのが特徴。実際に次亜塩素酸水をスプレーしてみると、嫌な臭いが消えてプールの塩素を薄めたような匂いがします。その後自然と匂いが消えます。
除菌、消臭効果も高くペットや赤ちゃんにも安心
強い消臭と除菌効果があると心配になるのが、人体への影響はもちろん赤ちゃんやペットなどに害がでないか?というところです。我が家も猫2匹飼っているため、いくら高い消臭効果でも猫に害がある場合は使うことができません。
次亜塩素酸水は、元々塩化ナトリウムや塩酸を電解するか、次亜塩素酸ナトリウムや希塩酸を水で希釈混合するかして生成されます。そこで作られる次亜塩素酸自体は人間が持っている免疫成分と同じものになっているため無害なことと、塩素自体も揮発してしまうので正しく使えば赤ちゃんやペットにも害が出ないようになっています。(めちゃくちゃ調べました笑)
漂白剤などに含まれる次亜塩素酸ナトリウムとは別物なのですが名前が似ているので、間違えて危険?という話が広まってしまったのかなと思います。
我が家の次亜塩素酸水の使い方
我が家では調理したシンク、まな板、排水口、ゴミ箱、キッチンの掃除に次亜塩素酸水を使っています。
特に魚の臭い匂いの原因になる血が多いカツオやキメジ、青物を捌く時に大活躍です。
(カツオやマグロを何尾も捌くとどうしてもキッチンが生臭くなってしまいます)
まず魚を捌いた後、いつも通り食器用洗剤でまな板や包丁を洗い、まな板や包丁に次亜塩素酸水をスプレーしておきます。ウロコや血が飛び散った作業台とシンクも同じく、洗剤で掃除し終わった場所へ次亜塩素酸水をスプレー。
臭いの原因になりやすい排水溝へは直接原液をかけたりしっかりスプレーします。
たったこれだけで5〜10分ほど放置すれば、嫌な臭いからおさらばできます。またゴミ箱などにもスプレーすると生ゴミの匂いが消えるので、こまめにシュッとしています。
筆者はこちらのジアニストを購入して愛用しています。
原液で使うか?希釈して使うか
筆者が使っているジアニストの公式の使い方は下記になっています。生ゴミの除菌・消臭は原液、キッチン用品は希釈と覚えると早いです。
- 吐しゃ物の除菌・消臭
- 原液の500ppm強(製造時)を、薄めずそのままお使いください
- 生ごみの除菌・消臭
- 原液の500ppm強(製造時)で直接スプレーし、自然乾燥させてください。
- トイレの除菌・消臭
- 原液の500ppm強(製造時)を直接スプレーし、数秒~1分後乾拭きしてください。
- キッチン用品 浴室、洗濯機の除菌・消臭
- 2.5倍に希釈(200ppm)してスプレー散布
- 車内の気になる臭い、タバコ、下駄箱など
- 5倍に希釈(100ppm)してスプレー散布
- 赤ちゃん用品にも
- 10倍に希釈(50ppm)し哺乳瓶や赤ちゃん用品を5分間つけ置き。
公式の使い方を参考に、排水溝などへは原液を使い、キッチンの掃除とゴミ箱の消臭には2.5倍に希釈してスプレーをしています。購入された次亜塩素酸水のルールに従って使ってくださいね。
希釈時は無印のミニボトルがおすすめ
次亜塩素酸水の希釈は我が家では無印のミニボトルを愛用しています。吊るせる小分けボトルという名前の商品で、小さなカラビナがついているので引っ掛けやすく便利です。
無印の小分けボトルは、釣具を収納するタックルボックスにもぶら下げておくことができるため、釣りの後にササッとスプレーしておくとニオイ対策にもなりますし、車内の除菌・消臭にも役立ちます。
いかがでしたでしょうか?次亜塩素酸水は1本持っておくと、嫌なニオイ対策に役立ちますので是非試してみてくださいね。