釣り初心者の船釣り・沖釣り記録

船釣りにハマり都内から茅ヶ崎に移住した会社員。釣りを始めてみたい方・初心者に役に立つ記事や釣行記録を主に発信しています。フィールドは相模湾、南沖、東京湾、千葉県外房が中心。愛車はジムニーJB64W / アウトドアや海外旅行・茅ヶ崎生活も不定期に発信

ダイビングでマンボウと出会う!館山の波左間海中公園(マンボウランド)へ行ってきました

海のレジャー釣りがメインな筆者ですが、実はダイビングのCライセンスを持っています。ライセンスを取得してからコロナ禍であまり潜れていなかったのですが、久しぶりに潜りに行ってきました〜!今回向かったのは千葉県館山市の波左間海中公園。通称マンボウランドと呼ばれるスポットです。

 

今回のダイビングの目的は、マンボウ!

筆者がダイビングのライセンスを取ろうと思うきっかけになったのが、実はマンボウ。バリ島でダイビングをした際にインストラクターに「マンボウに会いたいんですよね」を相談したところ、マンボウは水深30~40mで出会えるからライセンスが必要だよと教えてもらい、それをきっかけにライセンスを取得することにしました。

 

野生のマンボウはダイビングではめったに出会えないハードルが高いのですが、千葉県館山市にある波左間海中公園に、定置網に入ったマンボウに出会えるという噂を聞きつけ、問い合わせをしてみるとちょうど今マンボウが定置網にいるとのこと。これは行くしか〜!ということで館山まで行ってきました。

 

波左間海中公園

房総半島のほぼ先端、館山市の洲崎灯台のすぐ北の広い湾に位置するのが波左間(はさま)です。黒潮の影響を多大に受ける太平洋に面していて、サンゴの群落が点在していたり、南の海にいるはずのクマノミなどが年間を通して見られるなどトロピカルな面を持ちつつ、東京湾の栄養分豊富な海水が流れ込んでいるせいか、温帯域の生物もとても多く、見どころ満点なダイビング天国を創り上げています。

ここでは今回の目的であるマンボウだけでなく、大きなコブダイ、夏にはジンベイザメ、海中に神社があったりと様々な角度からダイビングを楽しめます。

 

茅ヶ崎からアクアラインを超えて館山までだいたい2時間程度。ほとんど高速に乗っているので運転自体は楽でした。館山は自然豊かでいいな〜。

 

天気は晴れ・海はベタ凪

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この日の天気は晴れで、海はべた凪。波左間海中公園に到着したのはお昼12時ごろ、僕らは最後のダイビングだったので到着した時にはすでに潜ってきた人たちでたくさん。

久しぶりのダイビングなので、一本目はビーチからエントリーして慣れることに。その後2本目はお目当てのマンボウランドへと向かいます。

フルレンタルを借りて一本目ビーチからエントリー

この日は水温20度くらいでしたが、ウェットスーツとインナーに着るフードベストで潜ることに。久しぶりということもあってウェットスーツを着るのもぎこちないですが笑機材を身につけてビーチからエントリーします。

ビーチは水深4〜5メートルくらいでしたが、透明度は高くイワシの群れや岩礁にはウツボなどさまざまな海中生物と出会うことができました。

5年ぶりのダイビングともあってレギュレーターの使い方やBCの操作などぎこちない部分もありましたが、徐々に慣れて後半は問題なく潜ることができました。やっぱり海の中は気持ちが良いな〜!

 

いざマンボウランドへ

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この日は朝2匹マンボウが追加されたらしく合計4匹のマンボウに会えるとのこと。波左間海中公園から定置網までは船で数分。水深も浅いので初心者でも問題なく潜れるとのことです。

元々マンボウランドは、定置網にかかった魚を保管しておくための生簀として作られており、生簀の中にはマンボウの他さまざまな魚が入っているとのこと。冬から夏はマンボウに出会いやすく、夏から秋にかけてはジンベイザメやイトマキエイとも会えることがあるとか。

インストラクターさん曰く、ジンベイザメに出会えて潜れるのは波左間か沖縄、セブ島くらいなんだとか。セブ島でジンベイザメを見たことがありますが日本でも一度見てみたいな〜。

 

船からバックロールでエントリー、すぐにマンボウが!

マンボウランドまで船で移動し、バックロールでエントリーします。意外と身体が覚えているもんですね笑なんなくエントリーできました。

潜水ていくと、真鯛や小魚の集まりと一緒に泳いでいるマンボウが!マンボウランドの水深は浅いのですが水深4〜5メートルのところにマンボウが泳いでいます。

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でかい!!!実物を見るのは初めてでしたが2メートルはあるサイズ。目がクリクリしています笑

口をぱくぱくさせており正面から見ると馬みたいな感じですw

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4匹いるマンボウが集まるとなかなかインパクトがあります(写真は3匹)優雅に泳いでおり、横で並走して泳ぐこともできます。マンボウの泳ぐスピードがそこまで早くないみたいで、頑張れば追いつくことができます。

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マンボウ以外にもウリンボウ(イサキ)の群れや、シマアジの稚魚、カワハギ、ウツボ、マダイなどさまざまな魚が泳いでいました。釣りの経験があると、魚がある程度わかって楽しいです笑

 

30分ほど潜ってダイビングは終了。思う存分まんぼうに会えたので大満足。ログブックに押すスタンプもマンボウがあり可愛い笑体験ダイビングの人も記念になりますので、ログブックを持っていくことを是非お勧めします。

ログブックは可愛いのがあるのですが、個人的なおすすめはこちら。お魚のイラストも素敵ですし情報もたくさん残しておけます。

 

都内近郊であれば館山はすぐいけますし、マンボウと泳いでみたい人は是非お勧めします。定置網にマンボウがいない日もあるので必ず確認してからダイビングへお出かけしてくださいね〜!

波左間海中公園 ポイント紹介