釣り初心者の船釣り・海釣り記録

釣りが好きで茅ヶ崎に移住した会社員。釣行記録や釣り初心者に役に立つ記事、茅ヶ崎生活を発信しています。相模湾、東京湾、千葉県外房などを中心に船釣りしています。愛車はジムニーJB64W ジムニーの記録や茅ヶ崎生活についても発信しています

ギガアジを求めて! 壱岐島に釣り遠征してきた

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今回はいつものリアルタイムの釣果ではなく、2019年夏に長崎県の壱岐島へ釣り遠征した時のレポートをお送りします🎣Twitterでアップした壱岐島の写真が予想よりも良い反応でしたので、改めて振り返って書くことにしました〜! 

今まで東京湾や相模湾の防波堤や砂場から釣りをする友人3人とどこか行きたいね〜からこの釣り遠征は企画されました。メンバーの一人が福岡県出身ということも有りまして、九州に遊びに行くなら壱岐島行きたい!から始まった釣り遠征です!

遠征に行く4人全員釣り初心者、壱岐島は初と言うチームメンバーなので、壱岐島の釣りのコツを見にきた方にはご期待に添えません!

 

壱岐島ってどこ?

壱岐島(いきのしま)は九州の玄界灘に浮かぶ長崎県の離島です。対馬の手前にある島です。博多から高速船で約1時間、長崎空港から飛行機で30分の位置にあります。東京から壱岐島にいく際は、博多空港まで飛行機でそこからフェリーに乗る方が長崎空港経由よりも多いかなと思います。島は南北17km・東西14kmととても小さな島で車であれば1日で簡単に回れちゃいます。


沖縄にも引けをとらない澄み切ったエメラルドグリーンの海に ウニや新鮮な魚介類、壱岐牛などの豊富なグルメ。島内には150以上の神社があり 島全体がパワースポットとも言われています。

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釣り人のメッカとして有名

壱岐島は玄界灘の好漁場に恵まれ、様々な魚を狙うことができます。特に人気なのがアジングやエギングで、ヒラス(ヒラマサ)やブリ狙いのルアーゲームや沖磯でのイシダイ釣りなど、四季を通して多様な釣りを楽しめるのも魅力的。アジングをやられる方には釣れるアジのサイズから聖地と呼ばれ、例年12月~4月までの本格的なアジングシーズンになると、アベレージサイズが尺前後、40~50㎝のギガアジも釣れるという東京では体験できない神スポットです笑

人気釣りユーチューバーの「釣りよかでしょう」も壱岐島でアジを釣ってたりしますね。バンバンギガアジ釣ってるのをみて憧れた方も多いのではないでしょうか。ちなみに私もその口です。

 

羽田からまずは博多へ

壱岐島には、今回飛行機で羽田から福岡まで移動し、博多からはフェリーで移動しました。

壱岐島に向かうフェリーは通常船と、ジェットボイルと呼ばれる高速船があり、ジェットボイルだけ事前にオンライン予約ができます。

通常船も乗れないことはほとんど無いため予約しなくても大丈夫です。(九州郵船の方に電話して確認しました)ただ通常船だと2時間くらいかかるため、早く壱岐島に行きたい!方はジェットボイルおすすめです。

フェリーの本数はそこまで多いわけではなく、2時間に1回のペースなので、事前に飛行機の到着時間を確認してから予約すると良いです。

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今回は15時過ぎに博多について、夜の最終便で博多から壱岐島郷ノ浦へ向かいました。ちなみに福岡空港からフェリー乗り場まではタクシーで10分程度で行くことができます。

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壱岐島に向かう前に、博多のもつ鍋や鉄板餃子とビールで乾杯して気分をあげてから向かいます。

 

博多から壱岐島へのジェットボイルや運航スケジュールはこちら

九州郵船 | Official Site

 

いざ壱岐島へ

博多の美味しいご飯を中洲で堪能して、いざフェリーから壱岐島に向かいます。

今回持ってきた釣具はこちら

パックロッド2本・リール

(アジング用とルアー用)

エギ

アジング用ジグヘッド

ジグサビキ

ライトジグ40g前後

クーラーボックス 10リットル

今回はメンバーの希望で、餌やコマセは用意せずルアーだけで向かいました。理由はなんかオシャレそうだからwwアジングとエギングはやることが決まっていましたがその他の釣りは決まっておらずとりあえずジグを何個か持っていこうみたいなノリです。

 

飛行機での移動のため機内荷物として持ち込めるパックロッドを用意して行きました。アジングに関するパックロッドはこちらにもまとめているのでぜひ見てみてくださいね。 

www.fishing-tokyo.com

  

今振り返ると餌釣りもやれば釣果上がったのかな?と思いますが、この時は壱岐島に行けばアジが簡単に釣れるだろうモードだったので、あまり深く考えず向かうことにしました。釣具は東京で買ってからいきましたが、博多港の近くにもあるので買い忘れた方はそこで調達するのおすすめです。壱岐島にも釣具屋はありますが、夜閉まってたりします。

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フェリーは結構快適です。早めに乗船すれば横になることもできます。

 

気分が向かうままに、海の見える方向へ車を走らせる

今回の壱岐島では我々4人あるルールに沿って釣りをしていました。それは壱岐島の釣りに関する情報を仕入れずに釣りを行うこと。スマホ禁止ですw

なのでレンタカー屋さんにもらったマップを見ながらとりあえず海の見える方向を探して車で走り回りましたw

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23時に我々が到着したのは郷ノ浦港。レンタカーを借りてとりあえず北上することに。確か鬼の足跡方面に向かいました。後で調べて気付くのですが郷ノ浦港も普通に釣りスポットだったらしい。

 

良い感じの堤防を見つけてそこでエギングスタート。墨っぽい跡が見えたので、釣れるんじゃなかろうかとひたすらエギを投げます。ちなみにこの時誰もエギングの正しいやり方を知らない😂途中イカっぽい姿が海面に見えたのですが釣れず、友人はジグを投げて何故かヒイラギをゲットしてました。小ぶりだったので即リリース。ちなみに夜間の釣りは転落の恐れがあるので危険なので必ずヘッドライトとライフジャケットを着用して行ってくださいね!

かざすだけで電源オフにできるタイプのヘッドライトがお勧めです。エギング時など釣っている最中はあまり照らさない方が良いときもありますので

 

なかなかイカがあがらず、車で場所を変えて走らせてると街灯がある良い感じの堤防を見つけます。これはアジがいそう〜!と思い覗き込むと小さいイワシの稚魚みたいなのがワンサカ。ここは釣れそうと思い、ジグヘッドを投げるとグイッとヒット!何度かバラしますが、ようやく釣りあげるとそこは可愛いカサゴさん。九州ではアラカブ?と言うらしいです😎

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とりあえず15センチ前後だったのもあり、確保しこのポイントで釣りを続けます。何匹かカサゴは釣れるんですが、肝心のアジの反応が無い… 今日が釣り初めての友人はライントラブルしてひたすら糸を解いておりました笑

 

友人は沖の方に向かう出口にジグサビキを投げてるとちゃっかりチダイを釣り上げました。とりあえず適当に釣りをしていても魚が釣れることは確認できました😂ちなみにこの時ジグは30g。ただ巻してたらなんか釣れたらしいです。

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ジグを投げて巻くだけで釣れやすいジグサビキはボウズになりにくい素晴らしい相棒です!

 

その後島を北上しポイントを移りアジを探しますが、アジの生体反応は無し…もうすぐ夜が明ける時間になってきたので、青物狙いで今度はジグを投げてみます。ポイントが悪かったのか本当に反応がなく。何故かキンギョと呼ばれるネンブツダイやキタマクラばかり釣れました😂

 

朝焼けは壱岐島の美しい海を眺める

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太陽が登り壱岐島の朝焼け名スポットみたいなところで海を眺めてきました。

確かマップ上の右上だったと思いますが、ここは玄界灘の水平線が見えて、世界遺産でもある沖ノ島が遠くに見えるエリア。周りに何も無い海から太陽が上がってくる瞬間は最高に綺麗でした。壱岐島に行かれる方はこの綺麗な朝焼けを見ることを是非お勧めします!

 

ここで一旦一休みするため移動して。銭湯にお邪魔。車の中で少しばかり仮眠して、昼くらいに釣りを再開します。

夜は海の底が全く見えなかったのですが、昼になると壱岐の海の透明感がすごく見えます。ポイントを右側に変えて釣りを再開すると海底にアジが泳いでる姿が見えます。これはいけるかもとアジングを再開しますが、全然アタリません。

沖に向かってカゴ釣りしていた釣り人を見つけ話を聞くと、「ここのポイントはアジは釣れんよ〜、右下の防波堤か北の方の防波堤におるんじゃないか?。ここは遠投する人しかいないよ」とのこと…ポイントの把握って本当に大事ですね笑ちなみにこちらのおじさんはでっかいハタとかを釣ってました。やっぱサイズがでかい。

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その後ポイントを変え何度かトライしますが、アタリがない… たまに釣れるのはカサゴばかりで肝心のアジが全然釣れない😭ただ港にサメらしき魚影が入ってくるのが見えたり、大きいマダイみたいなのが泳いでるのが見えてさすが壱岐だなと思いました笑

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途中懐いてきた可愛い野良猫。釣り人のおこぼれで生活してるのかもしれません。

夕方になるあたりで、全員の体力の限界が近づいてきました、、壱岐島に到着してからほぼ寝ずにぶっ通しで釣りをしてきたので、流石にこのまま釣りを続けるのはしんどいねってことで宿にチェックインして1日目は終了〜!近くの居酒屋で美味しい海鮮や名物のウニ飯と壱岐の焼酎を頂き早々と就寝しました。翌日は壱岐島の観光に時間を注いでいたのであまり釣りはせず、釣り自体は残念な釣果に😭

 

まとめ

最終的な釣果はカサゴ数匹、チダイ2匹、その他リリースした小物たくさんと、残念ながらギガアジはおろか、アジすら釣れない結果に…😭

途中壱岐の釣具屋さんで話も聞いたのですが、アジは時期によってはなかなか釣りにくくなることに加えて、ワームに慣れてる魚も多く難しいんだとか。冬がベストシーズンらしいですね。不思議!

 

壱岐の海の綺麗さと島の緩やかな時間の流れ、そしてご飯の美味しさに、海から見える魚と東京では味わえない素敵な体験ができました。次回は釣りポイントをちゃんと調べてアジリベンジしに行きたいなと思っています!あとはエサ釣りなど、様々な釣り方を試したいなーと。船で玄界灘のブリやヒラマサ釣りやマグロ釣りもチャレンジしてみたい…!

 

是非皆さんも壱岐島行ってみてくださいね!