今回は、アジの干物を作ってみた話です。
東京湾でのLTアジに参加すると、平均して40~70匹くらいアジが釣れます。
こちらの記事でも紹介しましたが、LTアジはタナを合わせることに気をつければ釣果はぐんぐん伸びていきます。
そんな数がたくさん釣れるのがLTアジの魅力でもあるんですが、沢山アジを釣った後に考えなくてはいけないのが「どう食べるか?」
竿頭になると100匹を超えるアジが釣れることもよくある東京湾のLTアジですが、誰かにあげたりしないとどんなにアジ好きでも中々消費できない。そして良い型が上がってくると本当に消費しきれない。
当方は2人で暮らしているので、「アジは食べれる分(10匹)だけにしてよ」とかよく言われるのですが、ついつい釣りすぎてしまう。(この気持ち、わかりますよね?)
今回はLTアジで釣れすぎたアジをどう調理していくか、考えた末にアジの干物作りに挑戦した記事です。
LTアジで釣れるアジは、サイズで3つに分けることができます。
豆アジ(10cm台)
中アジ(20cm〜25cm)
大アジ(26cm〜40cm)
このうち豆アジは釣った段階でリリースを検討しても良いと思っていますが、豆アジは全て唐揚げにします。アジの南蛮漬けとスナック感覚の唐揚げで食べます。あまりサイズが良くない日はこの南蛮漬けのストックが大量にできます。
中アジ以降は3枚に卸したり、開きにします。刺し身・アジフライ・なめろう・しゃぶしゃぶ・干物作りに最適なサイズです。
個人的には大アジを刺身系で頂き、中アジをアジフライとアジの干物に回します。アジフライも冷凍しておけるので便利です。結構持ちます。
アジの干物を作ってみた
さてアジの干物作りですがとっても簡単。「アジ 干物作り」で検索すると先人達のレシピがたくさん転がっていますので気になるレシピで試すと良いです。
僕は今回以下のようにやりました。
・アジの鱗やぬめりを取り、身を開きます
・血合い(赤い所)をとにかくきれいに落とします。歯ブラシとかでこすると良いです
・水、粗塩、酒で作ったタレにアジを漬け込みます。1時間くらい 。
・水気を丁寧に取りネットで干します。
ポイントというほどでもないポイントですが、
血合いに関してはめんどくさくても、丁寧に取りましょう。血合いが残っているとそこから腐っていきます。
この時、アジを漬け込むタレ(タレというほどでもない塩水)ですが結構しょっぱいくらいで作ると良いです。塩辛いくらいのほうが美味しくなります。
あとは100円ショップでも売っているネットにアジを吊るして天日干しするだけです。一日くらい干しっぱなしにします。ちなみに夏場は腐りやすいので夕方以降に干すのがおすすめ。触って乾いていたら完成です。
東京のマンションでアジの干物を干しているのも不思議な光景ですが、お酒のつまみや、ご飯に合う干物が出来上がりますよ。
出来上がった干物は冷凍しておけるので、保存食にもなります。
こういうチャック付きのネットにすると虫が入ってこないので便利ですが、干し野菜バスケットでもうまくいきます。
ベランダに虫が飛んでくるか気になる人(そんなに飛んできません)や、排気ガスが気になる人は冷蔵庫でも出来ます。ネットに入れて冷蔵庫に入れておけば大丈夫です。
冷蔵庫で放置しておけば翌朝には良い感じには仕上がっています。
LTアジで釣れすぎた時は、アジの干物作りにチャレンジしてみてください!