今回は普段の海釣りと違って、冬の代名詞?「ワカサギ釣り」に行ってきました。
ワカサギ釣りと言うと湖に張った氷に穴を空ける釣り方を想像する方も多いと思いますが、今回はボート船でのワカサギ釣りです。寒いですからね…ということで山中湖へ。ボート船の中から釣ります。天気も良く富士山が綺麗
今回は会社の同期と行ったので、朝11時くらいからのお気楽釣りです。朝マズメとかは無視です。
初めてのワカサギ釣り。すでに始めているボート船があるのでそこまでモーターボートで移動します。上着を脱いで、アジ釣りなど数釣りの時に使う持参したカウンターを出したところ、ワカサギ釣りを運営している船宿から驚愕の事実を伝えられます。
「2月の山中湖はワカサギが産卵のため、最も釣れないシーズンだよ。10匹釣れれば良いくらい」
おい、まじかよ…(電話で教えてくれ)
冬がベストシーズンのイメージだったのですが、ワカサギ釣りは10月、11月が最盛期なんだとか。この時期だと1人5〜60匹くらいは簡単に釣れるらしいんですが、産卵期はワカサギの食いが悪いので、群れが来た時のアタリに合わせられないとほぼ釣れない。というなかなか過酷な釣りです。果たして大丈夫なのか…?
ちなみに今回タックルはレンタルしました。タックルはワカサギ専用の小さいロッドと手巻きのベイトリール。糸はナイロンかな?本当に小さい。
ボートの中に仕掛けを落とせる穴があってそこから釣りができます。ボート内はストーブがついてて暖かいので寒い冬でも快適です。この日の気温は0度近かったですが、むしろ暑いくらいでした。
水深は16メートルほどを狙います。ワカサギ釣りはベタ底ギリギリを狙う釣りだそう。重りがそこについた際にでる土ぼこりがワカサギの誘いになるんだそう。なので基本の誘いはリフトアンドファールで、底につくすれすれで少し待つ感じ。仕掛けはシンプルな5本針、底に重りがちょこんと付いている感じです。
仕掛けはこういうショートサイズの仕掛けです。
エサは赤サシ。小さいハエの幼虫です。
いつもの針より小さくて仕掛けがつけにくい笑赤サシはハサミで半分にしてつけます。半分にすることで匂いが出るためワカサギが集まってきます。一度に2つの針にかけてから切ると便利。
群れが来るかな〜とか言いながら仕掛けを準備してると、先に来てた人から「釣れた!」の声が。
まさかのいきなり群れ襲来
慌てて仕掛けを底に落として、上に上げては落とすリフトアンドファールで誘ってると、竿先にピクピクっとしたアタリが。クッと合わせると竿先が震えているのでこれは乗ったのか…?
いまいち確信が持てないまま、巻き上げていると仕掛けにワカサギがついてる!!!
今シーズン初のワカサギゲット。やった〜
この群れを逃すまいと、すぐにワカサギを外して仕掛けを再投入。アタリがアジやヒラメのような明確なアタリではないので分かりにくいですが、合わせるとポンポンっと釣れていきます。
隣の友人まさかの3連。凄い。
いきなりのワカサギフィーバーで盛り上がること約15分。群れが去ったのかアタリが遠のく。この後も誘い続けますが、たまにワカサギが上がるくらいで、本当に1番最初の群れが来た時間が最も釣れた結果に。
13時30分で納竿。最終的に8匹の釣果。9人で50匹くらいの結果となりました。船宿曰く昨日同じような時間にワカサギ釣りに来た4人組は合計で2匹だったらしく運が良かったー!
釣れたワカサギはお店が天ぷらにしてくれるので、揚げられるのを待ちます。ほくほくのワカサギの天ぷらは本当に美味しい!
イメージしていた数釣りとは違いましたが、可愛らしいアタリと天ぷらの美味しさは格別。次回は秋口にもう一回やりたいなと思う釣りでした。
終わった後は山中湖名物のほうとう。